株式会社シグマは、2025年12月11日(木)から12月14日(日)および、12月19日(金)から12月21日(日)、東京都現代美術館で開催されるTOKYO ART BOOK FAIR 2025(以下、TABF)にメインスポンサーとして協賛する。
また、期間中にはTABF会場内に特設ブースを出展し、Sigma Foundation刊行の写真集、ソルベ・スンズボー氏『HANATABA』、ジュリア・ヘッタ氏『SONGEN』の2冊の展示と販売に加え、Sigma Foundationオーガナイザーによるトークイベント、写真集プロジェクト参加アーティストによるMeet the Artistsなど多数のイベントを予定している。
TABF主催のアワードでは、ふたつの開催期間それぞれにSigma BFを副賞として提供。TABF会場内ではSigma BFの実機展示を実施予定。
さらに、ホンマタカシ「SONGS―ものが語る難民の声」の展示協力も行っている。
- ■TOKYO ART BOOK FAIR2025
【Week 1】
12月11日(木)12:00〜19:00(最終入場18:30)
12月12日(金)〜14日(日)11:00〜18:00(最終入場17:30)
【Week 2】
12月19日(金)12:00〜19:00(最終入場18:30)
12月20日(土)〜21日(日)11:00〜18:00 (最終入場17:30)
会場:東京都現代美術館 企画展示室B2F
TABFの入場料・チケット購入:https://tokyoartbookfair.com/
■特別協賛
Sigmaは本年初めてTABFにメインスポンサーとして協賛する。写真表現とも深く関わるアート出版に特化したTABFの理念に共感し、本を通じた多様な表現の自由や創造の楽しみを支援できることを、大きな喜びと感じているという。
■SPECIAL BOOTH : Sigma
from the series HANATABA ©Sølve Sundsbø

from the series SONGEN ©Julia Hetta
Sigmaは、2025年7月18日、Sigma Foundation(一般財団法人シグマ財団)を設立した。財団設立初のプロジェクトとして、世界的な注目を集める写真家ソルベ・スンズボー氏(Sølve Sundsbø)から『HANATABA』、ジュリア・ヘッタ氏(Julia Hetta)から『SONGEN』の2冊の写真集を刊行。アーティストとの直接的な協働と書籍の発刊を通じ、より主体的に写真芸術への貢献を進めている。
TABFでは、両氏の作品を展示するとともに、写真集の販売を行う。それぞれが独自のヴィジュアル言語と精緻な構築性を持った、類まれなる作品性を、展示と書籍のふたつのアプローチから立体的に体験できる構成を予定している。
https://tokyoartbookfair.com/special_booths/8671/
■Meet the Artists
ソルベ・スンズボー氏、ジュリア・ヘッタ氏をSigma特設ブースに招き、交流の場を持つ。写真集の購入・または予約購入を頂いた方を対象にサイン会も実施する。

Sølve Sundsbø

Julia Hetta
▼日時
12月14日(日)
13:00〜14:00 Meet the Artists ジュリア・ヘッタ氏
14:30〜15:30 Meet the Artists ソルベ・スンズボー氏
※会場での写真集の購入・または予約購入を頂いた方を対象にサイン会を実施。
※ジュリア・ヘッタ氏『SONGEN』は予約購入および記念品へのサインとなる。
会場:東京都現代美術館 企画展示室B2F Sigma特設ブース
■Talk Event「Sigma Foundation: 写真芸術の新たなプラットフォームを創造する」
Greger Ulf Nilson × Björn Kusoffsky × 山木和人

(左から)山木和人, Greger Ulf Nilson, Björn Kusoffsky
TABF公式イベントプログラムにおいてトークイベントを実施する。
本イベントでは、Sigma代表取締役社長であり財団設立者の山木和人が、その理念と展望を紹介し、初のプロジェクトとなる写真家ソルベ・スンズボー氏とジュリア・ヘッタ氏の写真集を紹介する。さらに、ブックデザインを担当したグレガー・ウルフ・ニルソン氏とクリエイティブディレクターのビョルン・クソフスキー氏を迎え、写真とアートへの情熱から本書の制作に至るまでの創作の軌跡を振り返り、写真芸術の新たなプラットフォームを構築することの意義について探求する。
日時:12月13日(土)15:00〜16:00(受付開始時間 14:45)
会場:東京都現代美術館 EVENT SPACE(1F ミュージアムショップ横)
料金:無料(要当日有効のTABF入場券)
※11月20日(木)12:00よりTABF入場券を販売開始。予約必須。
言語:日本語/英語
https://tokyoartbookfair.com/events/10387/
■TABF Talent Awardの副賞にSigma BFを提供 Sigma BFの実機展示も実施予定

SigmaはTABF主催のアワードにおいて、Week 1、Week 2それぞれの副賞としてSigma BFとレンズのセットを提供する。本アワードは、アート出版を通じて新たな表現や価値観を探求するクリエイターを顕彰するものであり、Sigmaは製品によってこの取り組みを支援する。
▼Sigma BF展示
SIGMA AIZU JAPAN | "The Art of engineering. Engineering for Art."
Sigmaのものづくりを支える理念を象徴的に表現するミラーレスカメラ、Sigma BFの製品展示を行う。Sigmaのものづくりと、写真芸術とのあいだに通じる価値観や美意識を体感する。
会場:東京都現代美術館 企画展示室B2F
日時:TABFおよび「SPECIAL BOOTH : Sigma」に同じ
■ホンマタカシ「SONGS―ものが語る難民の声」展示協力

©Takashi Homma
SigmaはWeek1、Week2を通して開催されるTABF公式エキシビション、ホンマタカシ「SONGS―ものが語る難民の声」の展示協力を行う。
本企画では、日本を代表する写真家の一人であるホンマタカシが、バングラデシュ・コロンビア・日本の3カ国で暮らす難民や国内避難民の住まいを訪ねた。ときに対話を重ねながら、故郷を追われた人々の姿と、彼らが避難生活の中でも手放すことのなかった、故郷とのつながりを宿した「大切なもの」を通して、数字からは見えてこない難民一人ひとりの物語に光を当てた作品《SONGSーものが語る難民の声》を制作した。本作は、瀬戸内国際芸術祭2025で同実行委員会・UNHCRの共催企画として発表されている。
https://tokyoartbookfair.com/exhibitions/9852/
■TOKYO ART BOOK FAIRについて
TOKYO ART BOOK FAIRは、2009年にスタートしたアート出版に特化した日本で初めてのブックフェア。
年に一度のペースで開催し、個性豊かなアートブック、カタログ、アーティストブック、そしてZINEなどを出版するアーティストや出版社が一同に集結する場所として着実に成長し、アジアで最大規模のアートブックフェアとなっている。毎回、国内外の出版社やギャラリー、アーティストが出展、2万人以上の方に来場している。
先進的なブックメイキングを続けるアーティストや出版社が作る魅力的な出版物で彩られたブースのほか、特別展、トーク、スクリーニングなどさまざまなイベントを会期中に開催している。
TOKYO ART BOOK FAIR は、アジアにおけるアートブック文化を牽引するフェアになることを目指し、ユニークな進化を続けるアートブックの世界観を体感することができる機会を創出している。
【関連リンク】
https://tokyoartbookfair.com


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