入江泰吉記念奈良市写真美術館で森山大道、モニカ・オルピック「複製される感性」が開催される。
アートコミュニケーション人材育成プログラム「あ³ -the cube of a-」の一環として、奈良女子大学の学生を中心に、プログラムの参加者とともに森山大道の作品キュレーションに取り組んだ。『にっぽん劇場写真帖』、『狩人』、『写真よさようなら』、『光と影』の写真集をもとに、次世代のまなざしで選び取り構成した展示を行う。
あわせて、奈良に滞在したMonika Orpikが歴史・自然・文化に触れて紡いだ作品も紹介する。
- ■展覧会情報
森山大道、モニカ・オルピック「複製される感性」
会期:2025年11月1日(土)~12月25日(木)
時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休廊日:月曜日(11月4日、11月25日 は休館、 但し11月3日、11月24日は開館)
会場:入江泰吉記念奈良市写真美術館
住所:奈良市高畑町600-1- 主催:奈良市、入江泰吉記念奈良市写真美術館(一般財団法人奈良市総合財団)、国立大学法人奈良国立大学機構(奈良女子大学、奈良教育大学)
助成:令和7年度 大学における芸術家等育成事業
協力:森山大道写真財団
■同時開催
入江泰𠮷「大和路五十三景」
会期:2025年11月1日(土)~12月25日(木)
https://naracmp.jp/QgZ_oVyS/LHNZoc2Z
■プロフィール
森山大道(もりやま・だいどう)
1938年大阪府池田市生まれ。
デザイナーから転身し、岩宮武二、細江英公の助手を経て、1964年にフリーの写真家として活動を始める。1967年『カメラ毎日』に掲載した「にっぽん劇場」などのシリーズで日本写真批評家協会新人賞を受賞。
サンフランシスコ近代美術館(1999年・メトロポリタン美術館、ジャパンソサイエティー(ニューヨーク)巡回)、国立国際美術館(2011年)、テートモダン(ロンドン)で行われたウィリアム・クラインとの合同展(2012〜13年)他、国内外で大規模な展覧会が開催され、国際写真センター(ニューヨーク)Infinity Award功労賞を受賞(2012年)、フランス政府より芸術文化勲章(2018年)、ハッセルブラッド国際写真賞(2019年)を受賞するなど世界的に高い評価を受けている。
Monika Orpik(モニカ・オルピック)
1997年ポーランド生まれ。
ドイツ・ケルンを拠点に活動するマルチメディア・アーティスト。言語の根幹、特に話し言葉となる以前の段階を探究した作品を制作。また、文法構造や語順に着目し、語順の改変や文脈の除去などを通じて言葉と意味の変容を考察する。製本の特性であるページの連なりや余白をいかす手法を写真・映像・音響へ展開し、非線形的な物語を創造。テキスト/画像/音響を組み合わせ、印刷物、映像、サウンド・インスタレーションとして提示する。
作品はヨーロッパ、イギリス、メキシコなど世界各国で展示されており、ロサンゼルスのヴィラ・オーロラ奨学金、ドイツのドイツ国立学術財団、ポーランド文化省のムウォダ・ポルスカ(若手芸術家)奨学金を受賞。
【関連リンク】
https://eng.nara-wu.ac.jp/naracmp/
| 出展者 | 森山大道、モニカ・オルピック |
|---|---|
| 会期 | 2025年11月1日(土)~12月25日(木) |
| 会場名 | 入江泰吉記念奈良市写真美術館 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。


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