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日本人写真アーティスト7人のインタビュー集『Photography? End? 7つのヴィジョンと7つの写真的経験』を出版

2022/06/18

アーティスト・コレクティブとして活動してきた国内外の日本人写真アーティスト7人のインタビュー集『Photography? End? 7つのヴィジョンと7つの写真的経験』がmagic hour editionから出版される。
 
「Photography? End?」は、薄井一議、大島成己、オノデラユキ、北野謙、鈴木理策、似鳥水禧、濱田祐史ら国内外の日本人写真アーティスト7人によるインタビュー集である。
 
キュレーターの若山満大氏をインタビュアーとして招き、彼によるインタビューを通じて、各作家がどのように写真というメディアに出会い、写真家として活動を展開してきたかを浮かび上がらせていく。
 
各作家に共通すること、あるいは相反することをそのままに交錯させながら、今日の「写真」を考える起点を提示しているという。    
 
2020年から2021年にかけて、予定していたいくつかの活動がパンデミックによって中止となった。作品を前に作家同士やオーディエンスと対話することが叶わない状況で、それぞれの活動を表し、相対化するアイデアが持ち上がり本を作ることになったという。
 
若山氏が7人が写真家だと認識している「人間としての総体を聞いていくこと」で、7人の活動がなぜ写真と呼ばれるのか?そこから写真の可能性と有限性を照らすことを試みている。
 
7人に共通のテーマや目標があるわけではない。ここには7つのヴィジョンと、7つの写真的経験が語られているという。インスピレーションとコンセプト、アイデアそしてクリエイション。乱反射するたくさんの問題系。各作家に共通することと相反することが、交錯する状態をそのまま提示することが本書の目的である。
 
限定30部のスペシャル・エディションでは、7人各作家の制作過程で生じた写真プリント、フィルム、オブジェなどをピックアップし、それをインタビュー集と共にパッケージ化している。
 
書名:『Photography? End? 7つのヴィジョンと7つの写真的経験』
出版社:magic hour edition
言語:英語/日本語
著者:Photography? End?
インタビュー・編集:若山満大
デザイン:須山悠里
翻訳:ギャビン・フルー

日本語校正:小野冬黄
英語校正・編集:竹馬スーザン
価格:3,300円(税込)
判型:A5  210mm×148mm、196ページ(写真ページ72ページ/文字ページ124ページ)
初版部数:1500部(内スペシャル・エディション・ボックス:30部)
発行日:2022年6月10日

 

本_イベントの紹介サイト
http://post-books.info/news/2022/7/1/exhibition/photography-end

 

限定ボックス&通常版_先行発売サイト(販売は7/1_日本時間11:00より開始)
https://post-books.shop/?category_id=62b455fd288b804919767f7d

 



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