大阪のギャラリー・ソラリスでマキエマキ「愛はファンタジー」が開催される。
昭和の場末感とエロスをテーマにセルフポートレートを撮影するマキエマキの、昭和100年記念展示 第2弾。
昭和40年代〜50年代に量産された流行歌の歌詞はロマンチックなホモソメルヘンだらけ。歌の中の女性は耐えて偲んで「あなた」に純潔を捧げ、裏切られても泣くことしかできず、性的に奔放に振る舞いながらも決定権は男性が握っている。
そんな時代の歌謡曲の「男性に都合の良い女らしさ」への皮肉を込めて撮影したセルフポートレートをもとに制作した空想昭和歌謡レコードジャケットをメインに、写真、昭和歌謡風のオリジナルポエムを展示する。
- ■展覧会情報
マキエマキ「愛はファンタジー」
会期:2025年12月2日(火)~12月7日(日)
時間:11:00〜19:00
休廊日:木曜日
会場:ギャラリー・ソラリス
住所:大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1F
■「淫獣の村」上映会&マキエマキ ギャラリートーク
本年3月に東京、4月に福岡で開催した、佐田茉莉子 主演・マキエマキ 監督作品の映画「淫獣の村」上映(上映時間 42分)と、写真家マキエマキのギャラリートークを楽しめるイベント。映画「淫獣の村」は2022年8月「写真家マキエマキが撮る佐田茉莉子写真集&個展開催プロジェクト」として支援者を募集したクラウドファンディングにより制作されたショートムービー。本年度ぴあフィルムフェスティバル出展。惜しくも受賞は逃したが、審査員コメントは「今回の応募作品の中ですぐに思い出せる作品」「奥深いテーマが描かれている」「丁寧な物語運び」と高い評価を得た。佐田茉莉子の美しさを堪能できる映像美とベケットの不条理劇のようなシナリオのアンバランスさが記憶に残る作品だ。イベント後半はマキエマキ大阪初のギャラリートーク。制作の舞台裏や作品解説など、在廊中にはなかなか聞けないあれこれをギャラリーソラリス代表 橋本大和が深堀りする。
開催日時:
①12月5日(金)19:30〜21:30
②12月6日(土)19:30〜21:30 ※ともに同内容
会場:ギャラリー・ソラリス
料金:2,200円
各回定員:10名
チケット:https://solaris-makie2512.peatix.com
■プロフィール
マキエマキ
1966年大阪生まれ。
1993年よりフリーランスの商業カメラマンとして雑誌、広告などでの営業を始める。
2016年より「昭和のエロ」をテーマに、旧遊郭、温泉、ラブホテルなど、さまざまなロケーションやシチュエーションを模索しながら「和製B級シンディーシャーマン」を自称し、セルフポートレート作品を発表し続けている。
【関連リンク】
https://solaris-g.com/portfolio_page/251202/
| 出展者 | マキエマキ |
|---|---|
| 会期 | 2025年12月2日(火)~12月7日(日) |
| 会場名 | ギャラリー・ソラリス |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。


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