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10月2日、写真評論家の飯沢耕太郎を迎える清里フォトアートミュージアム最後のライブ中継イベントを配信

2025/10/01

清里フォトアートミュージアム(K*MoPA)は、清里高原(山梨県北杜市高根町清里)の澄んだ大気と深い緑に包まれた美しい写真美術館だ。現在、開館30周年記念展後期「写真と肖像 顔から風景へ」が開催されている(2025年10月13日まで)。
 
開館30周年記念展前期は「冒険」がテーマだったが、後期は「肖像」が主題となる。エドワード・シェリフ・カーティス、ブラッサイ、森山大道、山元彩香、渡辺浩徳、ジョー・アン・キャリス、パトリシア・シュワルツ、アリョーナ・ランダーロワ、マリー・ヴェングラー、ルー・ユーファン、エメット・ゴーウィン、奈良原一高、瀬戸正人、山本雅紀、アダム・パンチュク、林典子、などによる、数多くの優れた肖像写真を展示している。
 
今回の清里フォトアートミュージアム「写真と肖像 顔から風景へ—ライブ中継」は、清里には行きたいけれどなかなか時間が取れないという方のためのオンラインギャラリーだ。写真評論家・飯沢耕太郎氏と、K*MoPA学芸員・山地裕子氏の二人が一つ一つの作品を丁寧に鑑賞する様子をライブ中継する。飯沢さんや山地さんと一緒に展示室を歩いている感覚が味わえるはずだ(加えて番組後半では、書店/オンライン書店で購入可能な「25人のU35(35歳以下)の写真集」も二人が紹介する予定)。
 
写真展の現場で学芸員が個別に作品を解説することは通常ありえないが、オンラインならそれが可能。Zoomウェビナー(Webinar)を利用したライブ中継ですから、視聴者の皆さんからのリクエストをリアルタイムで受け付けることもできる。また見逃し配信を一週間だけ(9日まで)実施するので、申し込みした上で、後日じっくり鑑賞してすることも可能(申込者全員に、見逃し配信用URLを通知する)。
 
なお、この清里フォトアートミュージアムは10月13日に終了する今回の「開館30周年記念展後期「写真と肖像 顔から風景へ」」を以って数年間の休館に入る。再オープン(河口湖畔の予定)は数年先になる予定なので、清里を堪能できるのは10月13日まで、ということになる。ぜひこの最後の機会に今回のオンラインギャラリーに参加してはいかがだろうか。
 

  • ■開催概要
    名称:写真集の夜
    清里フォトアートミュージアム「写真と肖像 顔から風景へ—ライブ中継」
    開催日時:2025年10月2日(木)18:00~20:00
    ※申込者全員に見逃し配信も実施(10月9日まで)。
    案内人(敬称略):K*MoPA学芸員・山地裕子×飯沢耕太郎(写真評論家)
    形態:Zoomウェビナー(Webinar)を利用したライブ配信。
    ※申込者には参加URLを事前にメールにて送信。
    参加料:1,800円
    参加方法:https://peatix.com/event/4572245/view 
    購入期限:チケットの申込期限は当日10月2日のお昼まで。

 
【関連リンク】
https://www.localknowledge.jp/2025/09/2063/

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