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三浦憲治、写真集『ミウラヒロシマ』発売にあわせ広島で6か所、東京で3か所の写真展を開催

2025/07/31

三浦憲治「ミウラヒロシマ」©Kenji Miura

 

三浦憲治による写真集『ミウラヒロシマ』が発売され、あわせて広島PARCOを含めた広島で6か所、東京で3か所の写真展「ミウラヒロシマ」が開催される。
 
■写真家・三浦憲治が、故郷広島の“今”を見つめ続けた写真集
ピンク・フロイド、サンタナなど来日アーティストの伝説的撮影、坂本龍一、井上陽水、奥田民生など日本人ミュージシャンの撮影でも知られる写真家・三浦憲治が、生まれ故郷である広島の“今”と、広島に暮らす人々の日常を撮り続けた「ミウラヒロシマ」。2014年より続けてきたこの活動が12年目を迎えるのを機に、過去に撮影した写真の中から108枚を厳選して、写真集『ミウラヒロシマ』として小学館より刊行する。
 
写真集には、季節ごとに表情を変える広島の風景、訪日外国人を含め広島の地でいきいきと日々を送る人々とともに、過去11年の8月6日の祈りの姿も収められている。
 
また、三浦が故郷広島を撮影するに至った経緯とその思いを語ったインタビュー記事も収載した。
 
“三浦憲治の広島だから「ミウラヒロシマ」”。そう名付けられた写真集は、同時に広島の地に身を置く人、すべてのなかに“ひとりひとりのヒロシマ”があることを教えてくれます。 
 
■写真集発売に合わせて、広島で6か所、東京で3か所の写真展を開催
写真集の発売に合わせて、広島で6か所、東京で3か所の写真展が開催される。写真展は、三浦が会場ごとにテーマを決めて写真をセレクト。2点程度の小規模展示から、巨大プリントでの展示まで、会場ごとの展示手法も様々で、複数の会場を巡回することで「ミウラヒロシマ」としてのメッセージを伝えていく。
 
被爆80年となる本年、写真集『ミウラヒロシマ』と「ミウラヒロシマ」写真展が、「ヒロシマ」を考えるきっかけになることを願う。

 

  • ■展覧会 三浦憲治「ミウラヒロシマ」
  • ▼広島・本会場
    ・広島PARCO 4階特設会場
  • 2025年8月1日(金)~10月13日(月・祝)10:00~20:30(会期中無休)
  • https://hiroshima.parco.jp/
  •  
  • ▼広島・サテライト会場
    ・広島市平和記念公園レストハウス 2階ピアノカフェ
  • 7月20日(日)〜7月31日(木)8:30~18:00(会期中無休)
    https://hiroshima-resthouse.com/
  •  
  • ・おりづるタワー 12階おりづる広場 
  • 8月1日(金)〜8月31日(日)10:00~18:00(会期中無休)
  • ※入場料あり
  • https://orizurutower.jp/
  •  
  • ・広島アンデルセン 1階エレベーター付近
  • 8月1日(金)〜8月31日(日)10:00~19:30
  • ※8月20日(水)は定休日
    https://www.andersen.co.jp/hiroshima/
  •  
  • ・八丁座 ロビー(福屋八丁堀本店8階)
  • 8月1日(金)〜8月31日(日)10:00~20:00(会期中無休)
    https://johakyu.co.jp/
  •  
  • ・ジュンク堂書店広島駅前店(エールエールA館6階)
  • 8月1日(金)〜8月31日(日)10:00~20:00(会期中無休)

    ▼東京会場
    ・ギャラリーAL(恵比寿)
  • 7月28日(月)〜8月10日(日)13:00~19:00(会期中無休)
    ※最終日は17:00まで
    https://al-tokyo.jp/

  • ・BEAMS JAPAN 4階TOKYO CULTUART by BEAMS(新宿)
  • 7月31日(木)〜8月11日(月)11:00~20:00(会期中無休)
    https://www.beams.co.jp/

  • ・ギャラリー@btf (勝どき)
  • 会期:8月14日(木)〜9月6日(土)13:00~19:00
  • ※木曜、金曜、土曜のみ開催
    https://www.shopbtf.com


■写真集案内


三浦憲治『ミウラヒロシマ』

発売日:2025年7月25日
発行:小学館
サイズ:A12取判
ページ数:180ページ
タイトルロゴ:仲條正義
アートディレクション:原耕一(TROUT)

定価:4,950円(税込)
https://dps.shogakukan.co.jp/miurahiroshima/
 
■プロフィール
三浦憲治(みうら・けんじ)


1949年、広島市南段原町(現広島市南区)生まれ。1971年、英国のロックバンド、レッド・ツェッペリン初来日公演の撮影をきっかけに、ピンク・フロイド、サンタナ、クイーンなどの来日アーティストの撮影を手がける。1980年代からは松任谷由実、坂本龍一、矢沢永吉、井上陽水、奥田民生などの日本人ミュージシャンの撮影を数十年に渡り続けている。主な作品にYMO写真集『OMIYAGE』『40ymo 1979-2019』、奥田民生写真集『EZ』『TAMIO GRAPHY 1994-2024』、吉永小百合写真集『吉永小百合』(共著)などがある。
 
【関連リンク】
https://dps.shogakukan.co.jp/miurahiroshima

展覧会概要

出展者 三浦憲治
会期 2025年8月1日(金)~10月13日(月・祝)※広島PARCO

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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