アートセンターBUGにて「Summer Studio 2025 手からうまれる創造」ワークショップと展覧会が開催される。
昨年夏よりBUGでスタートした「Summer Studio」。今年も小学生、中学生、高校生を主な対象にアーティストやクリエイターたちが講師となって多彩なワークショップを企画している。「Summer Studio」を通して、創造力と感性が交わりながら、未知の可能性を歓迎し、あらゆる人と表現することの楽しさを共有する場をつくる。
会期中は、中高生が制作したマスキングテープアートポスターを展示する。また、9名の講師によるワークショップや、こどもから大人までご来場の方が気軽に体験できる缶バッジづくりコーナーなど、さまざまな参加型のイベントを開催。頭と手を自由に開放して、つくることを思いっきり楽しむ夏のひとときを。
- ■ワークショップ・展覧会について
1. 中高生24名が制作した「マスキングテープアートポスター」を展示
展覧会に先立ち、中学生・高校生を対象とした3日間の特別プログラム(7月6日、12日、13日)を開催。
本プログラムは、これから進路や将来を考えていく中高生に向けて、アーティストやクリエイターとの交流の場を提供し、多様な選択肢や価値観にふれるとともに、「好きなこと」を大切にする気持ちを育むことを目的としている。
講師にアートディレクター/グラフィックデザイナーの居山浩二さんを迎え、参加者一人ひとりがマスキングテープを用いて名画を描き、オリジナルの大型ポスターを制作した。
名画の特徴をそれぞれの視点で観察し、色彩や構図を自由にアレンジ。マスキングテープの質感を活かしながら、自分らしい表現を追求した。中高生ならではの自由で豊かな発想からうまれた力作を会場で堪能したい。
2. 9名の講師による全30回の多彩なワークショップ
会期中、毎週さまざまなワークショップを開催。グラフィックデザイン、アート、建築、陶芸、クラフトなど、9名のアーティスト/クリエイターが講師をつとめる。小学生から大人まで、誰でも参加できる(要事前申込)。
各ワークショップでは講師が直接レクチャーをおこなう。手法のみならず、表現に向き合う姿勢や考え方にも触れられる内容になっている。夏休みの体験や自由研究にもおすすめ。つくることの楽しさを、BUGで一緒に探求してみてはどうだろうか?
3. 見て、つくって、楽しむ展示空間
会場では、マスキングテープアートポスターに加え、講師による参考作品や、ワークショップでうまれた作品の数々を、会期中随時追加していく。また、マスキングテープを使ったオリジナル缶バッジを気軽に制作できるコーナーも常設。訪れるたびに新しい発見がある「Summer Studio」の空間を、ぜひ会場で体験したい。
■開催概要
会期:2025年7月30日(水)〜8月31日(日)
時間:11:00〜19:00
休館日:火曜、8月12日〜14日
入場料:無料
主催:BUG
【関連リンク】
https://bug.art/exhibition/summerstudio-2025/
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