幡野広志『ポケットにカメラをいれて』がポプラ社より刊行された。
写真を撮れば「自分」がわかる。好きなものも、好きな生き方も――「写真をどう撮るか」は「人がどう生きるか」ということとつながっている。
■本文より抜粋
ぼくはたくさんの時間を写真に費やしました。だからとてもたのしい人生です。でも後悔があるとすれば、素晴らしい光景をファインダー越しに見すぎたことです。息子がうまれた瞬間もぼくはファインダー越しに見ていました。父親をやってるいまならわかるけどこれはダメだよ。(中略)写真を撮ることは人生を好きに生きることと似ています。みんな好きなように生きてください。ぼくは息子の撮るヘタな写真が好きです。うまく撮ることにそこまで価値はないです。それよりもいい写真を撮ることを考えましょう。(「すこしは写真の話を」より)
幡野広志が「写真」について語ってきた言葉を厳選し、11本の書き下ろしエッセイ、48枚の写真とともに構成・編集のうえ、書籍化。ベストセラー『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』に続く、シンプルで素直な写真の撮り方・写真との付き合い方。
- 幡野広志『ポケットにカメラをいれて』
発売年月:2025年5月- 発行:ポプラ社
判型:四六判(188×130mm)
ページ数:191ページ- 価格:本体1,600円+税
【関連リンク】
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008496.html
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