岸 幸太『連荘9』が刊行された。2025年3月の展示にあわせて制作された。
「連荘」は、街を歩き写真を撮ることでそれぞれの街の歴史を嗅ぎとろうと探求を続ける岸の新たな制作を展覧していく試みだ。
9作目となる今回は、横浜市中区や神奈川区、東京23区東部、千葉県船橋市などで撮影された写真で構成されている。
路地裏の飲食街や店舗前に置かれたのぼり旗、高架下の人影や運河沿いの住宅街などの写真からは、街の中で普段私たちが見過ごしてしまうような物のありようや人の姿を観念や感情の向こう側で注視する岸の一貫した姿勢が感じられる。
岸 幸太『連荘9』
サイズ:B5判変型
仕様:中綴じ、カラー
ページ:32ページ
定価:1,500円+税
発行:KULA
発売:photographers’ gallery
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