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エプソンとアップサイクル、伝統×デジタルの拡大を目指して会津から共創開始

2025/04/01

セイコーエプソン株式会社と一般社団法人アップサイクル(以下(社)アップサイクル)は、福島県会津若松市のアンテナショップ「TSUMUGI」にてサステナブルな紙糸素材とデジタルプリント技術を組み合わせた商品開発に取り組む共創を開始する。この共創を加速するため、エプソンが(社)アップサイクルに加盟する。
 
(社)アップサイクルは、さまざまな企業・団体との連携により、利用可能な資源を有効活用するためのプラットフォームを目指す一般社団法人で、現在48社が参加している。そのプロジェクトのひとつとして、商品の包装紙など廃棄される紙パッケージなどを紙糸にアップサイクルし、日本の伝統工芸と掛け合わせたサステナブルな商品として「TSUMUGI」ブランドを展開している。
 
さらに、(社)アップサイクルは、新たな活動拠点として、観光客でにぎわう会津若松市にアンテナショップ「TSUMUGI」を開設し、プレオープン。ここでは、「TSUMUGI」ブランドの商品などを販売する。
 
一方、エプソンは、会津若松市に拠点を設け、教育や伝統・芸術分野において地域に密着した活動を通じて、持続可能な地方の暮らしの実現に向けた取り組みを進めている。なかでも、エプソンのさまざまな製品やソリューションを活用し、会津の伝統文化である会津木綿や会津型、会津漆器など、地域に根付いた伝統工芸品の発展・持続を目指した共創活動に注力している。今回オープンするアンテナショップ「TSUMUGI」では、最新のガーメントプリンターSC-F1050を設置し、商品開発を技術サポートする。
 
今回、エプソンと(社)アップサイクルは、アンテナショップ「TSUMUGI」を皮切りに、次の取り組みを新たに展開していく。
 
「TSUMUGI」プロジェクトから生み出されたサステナブルな紙糸素材とエプソンのデジタルプリント技術を組み合わせ、地方創生へ向けた新たな商品開発を行う。


「TSUMUGI」プロジェクトに参加する全国の伝統工芸作家・クリエイターと共に、若年層やインバウンドを対象とした新たな地方コンテンツや体験型観光に向けた取り組みの創出を目指す。
 
今回の取り組みは、会津地方を中心に取り組んできたエプソンによる伝統工芸との共創について、全国に展開する第一歩となる。
 
【関連リンク】
https://corporate.epson/ja/news/2025/250319.html

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