ライカカメラ社は、新たなウォッチコレクション「ライカZM 12」を発表した。
「ライカZM 12」は、洗練された美しさの真髄を極めつつ、ミニマルに新たな解釈を加え、ライカのデザイン哲学を体現したコレクションだ。「ライカZM 11」をベースに二層構造の文字盤を巧みに進化させ、よりコンパクトなサイズで新たなライカの世界を築く。刻々と過ぎゆく時が、新しい視点で物事を見ることの大切さを私たちに語りかけることだろう。
アイコニックなデザインを現代的に再構築したこのタイムピースは、美しさと実用性を見事に融合させている。「ライカZM 11」との大きな違いは、よりコンパクトな39mmのケースで、モデルによりステンレスまたはチタンを採用。6時の位置にスモールセコンドのサブダイヤルを配したクラシックな時刻表示機能を採用することで、全体の美しさにシンメトリーな調和をもたらす。二層構造の文字盤は光と影の織りなすコントラストにより奥行きを投影。さまざまな角度からその色彩の魅力を放ち、スイス製スーパールミノバ(グレードA)が施されたインデックスと針は多様な光の条件下でも優れた視認性を確保する。
スイスを拠点に時計製造における革新性や高い技術力を誇るクロノード社との緊密な協力のもと開発された38石の自動巻きキャリバー「ライカLA-3002」は、5姿勢で調整された日差-4/+6秒という高い精度を誇る。ムーブメントは28,800振動/時で駆動し、約60時間という優れたパワーリザーブを備える。
「ZMウォッチのコレクションはすべて、卓越した技術とミニマルデザインの融合というライカの哲学を体現しています」── ライカカメラ社主であるアンドレアス・カウフマンはこのように語っている。
「ライカZM 12」はそれぞれに個性豊かな輝きを放つ「ライカZM 12 Steel Blue Orange 」「ライカZM 12 Steel Silver Grey」「ライカZM 12 Steel Olive Black」、そして「ライカZM 12 Titanium Chocolate Black」の4種のモデルで展開される。ストラップは交換可能なため、自分らしいスタイルを演出し、シーンに合わせて印象を変えることも可能。
ライカの工房で職人たちによる手作業で一点一点仕上げられたストラップには、現代の技術と伝統的なクラフツマンシップが融合している。二種類の素材のうちの一つは強度と弾力性を併せ持つプレミアムなテキスタイルで、日々の実用性に優れている。ベージュのファブリックに視線を集めるユニークなパターンが施されたデザインは手元にエレガンスを添える。もう一つは、堅牢な素材を加工した高品質なラバー製で、耐久性と快適さを実現。鮮やかなオレンジと個性的な「Clou de Paris」のパターンはスタイリッシュな装いを引き立てる。
ライカは150年以上にわたり革新性と傑出した技術力、そして普遍的なデザインを象徴するブランドとして今なお多くの人々を魅了し続けている。新しい「ライカZM 12」コレクションは、こうした価値を具現化し、機能的なデザインと精密機器におけるクラフツマンシップ、クオリティに対する揺るぎないこだわりといった長い伝統を継承することにより、きわめて高い信頼性を誇るアイコニックな製品となっている。
「ライカZM 12 Steel Silver Grey」、「ライカZM 12 Steel Olive Black」、「ライカZM 12 Titanium Chocolate Black」はライカストア、ライカオンラインストアにて2025年3月7日(金)より発売予定。また「ライカZM 12 Steel Blue Orange 」は、同年4月に発売予定。
価格は1,001,000円(税込)から。
【関連リンク】
https://leica-camera.com/ja-JP/press/xinzhipinraikazm-12
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