今年で第13回を迎える日本最大の写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」が開催される。現在前売チケットが発売中。開催期間は2025年4月12日(土)から5月11日(日)まで。
私たちは個人として、世界の一員として、どう生きるのか。人間性には、素質や経験などそのすべてがあらわれる。変化し発展し続ける現代社会において、私たち人間はどう在るべきだろうか。KYOTOGRAPHIE 2025のテーマ「HUMANITY」は、私たちの愛の力や共感力、危機を乗り越える力にまなざしを向けながら、日本と西洋という2つの異なる文化的視点を通じて人間の営みの複雑さを浮かび上がらせる。関係性を大事にし、調和と相互依存を重んじる日本において、人間性とは、他者との関係性によって成り立ち、人間を自然界から切り離せないものとして捉えられる。一方、西洋では伝統的に個性や自由を尊重し、世界における人間の中心性を強調し、共通の善と普遍的な道徳原理を讃えている。2025年のプログラムで展示する作品は、自らの経験が作品の中心になっていて、私たちの周囲を照らし出し感情を深く揺さぶる。それは一人ひとりの在り方をあらわにし、私たちが他者と出会い、思いやり、調和することができることを語っている。写真の力を通じ、人間性とは何かをともに探し求めることが、他者への理解の一助となり、この混沌とした世界において自らがすべきことを共有するきっかけとなることを願う。
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 共同創設者/共同ディレクター
ルシール・レイボーズ&仲西祐介
■参加写真家
PUSHPAMALA N(プシュパマラ・N)
JR
GRACIELA ITURBIDE(グラシエラ・イトゥルビデ)
MARTIN PARR(マーティン・パー)
ERIC POITEVIN(エリック・ポワトヴァン)
MAO ISHIKAWA(石川真生)
ADAM ROUHANA(アダム・ルハナ)
LAETITIA KY(レティシア・キイ)
LEE SHULMAN & OMAR VICTOR DIOP(リー・シュルマン & オマー・ヴィクター・ディオプ)
TAMAKI YOSHIDA
KEIJIRO KAI(甲斐啓二郎)
EAMONN DOYLE(イーモン・ドイル)
HSING-YU LIU(劉 星佑リュウ・セイユウ)
DAISUKE YOKOTA(横田大輔)
SHARING VISIONS
KYOTOMASON MARATHON !
京トマソン マラソン(赤瀬川原平/超芸術トマソン/路上観察)
- ■チケット
▼価格
前売り 一般 パスポートチケット:5,500円
学生 パスポートチケット:3,000円
▼エクスプレス パスポートチケット
一般 パスポートチケット:15,000円
会期中は何度でも全会場に入場でき、優先入場が可能なドネーション・チケット。
https://www.kyotographie.jp/tickets/- ■第13回 KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭開催期間
- 2025年4月12日(土)〜5月11日(日)
【関連リンク】
https://www.kyotographie.jp
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