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キヤノン、22年連続でレンズ交換式デジタルカメラの世界シェアNo.1を達成

2025/03/11

キヤノンは、レンズ交換式デジタルカメラ(デジタル一眼レフカメラおよびミラーレスカメラ)の世界市場において、2003年から2024年まで22年連続で台数シェアNo.1を達成した。
 
キヤノンのレンズ交換式デジタルカメラEOSシリーズは、「快速・快適・高画質」を基本コンセプトとして、キーデバイスであるCMOSセンサー、映像エンジンDIGIC、および交換レンズを独自に開発してきたイメージングシステムだ。
 
プロから高い信頼を得ている高性能なフラッグシップモデルから、簡単な操作で本格的な撮影を楽しむことができるエントリーモデルまで幅広い製品ラインアップをそろえている。多彩な表現を実現する計120本の豊富なRF/EFレンズとともに、お客さまの多様なニーズに応え続けている。
 
2003年9月、デジタル一眼レフカメラの黎明期(れいめいき)において、キヤノンは画期的な低価格と小型・軽量を実現したエントリーモデル「EOS Kiss Digital」を発売することで、本格的なデジタル一眼レフ時代の幕開けとなる市場拡大を推進し、世界シェアNo.1を獲得した。その後も、プロ向けのEOS-1Dシリーズや、一眼レフカメラによる動画撮影を普及させたEOS 5Dシリーズなど、時代を切り開く製品を提案し続けてきた。
 
そして2018年10月には、撮影領域のさらなる拡大を実現する次世代のイメージングシステム「EOS R SYSTEM」を立ち上げ、世界初の8K動画撮影機能を搭載したフルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」(2020年7月発売)や卓越した動体捕捉性能と連写性能を発揮する「EOS R3」(2021年11月発売)を発売した。さらに2021年12月には、VR映像撮影システム「EOS VR SYSTEM」を立ち上げるなど、新しい映像表現の可能性を追求し続けている。
 
2024年は、「EOS R SYSTEM」初のフラッグシップ機「EOS R1」(2024年11月発売)、幅広いシーンでの撮影を一台でカバーする撮影性能と機動性を兼ね備えたフルサイズミラーレスカメラ「EOS R5 Mark II」(2024年8月発売)に加え、計15本のRFレンズを発売した。カメラ両機種には、新たな映像エンジンシステム「Accelerated Capture」を搭載し、高速解析・高速撮影を実現するとともに、映像制作機器「CINEMA EOS SYSTEM」で培った多彩な動画撮影機能を搭載している。
 
さらに、本格的な映像制作に貢献する開放F値1.4の単焦点Lレンズシリーズの拡充や手軽に3D VR(Virtual Reality:仮想現実)撮影を実現するレンズ2機種の拡充など、高まる動画ニーズや3Dイメージングへの対応を加速させている。このように、EOS Rシリーズのカメラおよびレンズラインアップのさらなる拡充を図ることで、2003年から22年連続でレンズ交換式デジタルカメラの世界シェアNo.1を達成した。
 
【関連リンク】
https://global.canon/ja/news/2025/20250225.html

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