写真集『主観主義写真における後藤敬一郎』は、スタジオ35分で2018年11月14日~12月1日に開催された同名展に合わせて制作された。
後藤敬一郎(1918〜2004)は戦前から戦後にかけて名古屋をベースに活動した写真家。シュルレアリスムに傾倒し、被写体やスタイルを変化させながらも生涯にわたって前衛写真表現に取り組んだ。
戦後には瀧口修造を中心として結成された日本主観主義写真連盟に加わり、名古屋の盟友山本桿右(詩人、写真家)らと共にその中でも異彩を放った。
本作は戦前・戦後の主観主義写真として撮影されたフィルムから新たにプリントをした作品群を元に制作した作品集となる。
- 『主観主義写真における後藤敬一郎』
- 発行日:2018年11月7日
- 発行:スタジオ35分
- 仕様:B5版(260×160mm)、64ページ、掲載作品39点
- 発行人:酒 航太
- 編集:酒 航太、中村恵一
英訳:日下薗美
デザイン:鈴木 聖
協力:主観主義写真研究会、(株)青柳総本家- 価格:本体2,000円+税
【関連リンク】
https://35fn.com/exhibition/keiichiro-goto-in-subjective/
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