東京・外苑前のLAGにて、ベナンシオ・ベラスコ、筒井美佐世「Pequeño Oaxaca 小さなオアハカ 版画展」が開催される。
メキシコ南東部の州都オアハカ在住の版画家ベナンシオ・ベラスコと筒井美佐世が、オアハカの風土や暮らしから着想し制作した版画を、LAGに持ち込み「Pequeño Oaxaca(小さなオアハカ)」版画展をひらく。
会場ではふたりと親交の深いPUMPQUAKESが、オアハカでの版画制作の様子を記録した映像や、オアハカの芸術実践にまつわるエッセイも紹介する。また、会期中に、現地とオンラインで繋ぎ、ギャラリーツアーもおこなう。
- ■展覧会情報
ベナンシオ・ベラスコ、筒井美佐世「Pequeño Oaxaca 小さなオアハカ 版画展」
会期:2025年2月21日(金)~3月8日(土)
時間:13:00〜19:00(火曜日、水曜日はアポイントメント制)
休廊日:日曜日、月曜日、祝日
会場:LAG
住所:東京都渋谷区神宮前2-4-11 Daiwaビル1F- 企画:清水チナツ(PUMPQUAKES)
■ギャラリーツアー
日時:3月1日(土)13:30 〜 15:00
会場:LAG(LIVE ART GALLERY)ACCESS
参加費:500円(ワンドリンク付)
※予約不要、通訳有
※作家はオアハカよりオンラインで参加
■プロフィール
Venancio Velasco / ベナンシオ・ベラスコ(版画家)
メキシコ、オアハカ州のサポテコ族サンパブロヤガニサ村に生まれる。2018年オアハカ州立自治ベニートフアレス大学インストラクターコースと学士号コースを卒業。2011年に版画工房兼ギャラリー「Gabinete Grafico」を6人で立ち上げたのち、「La Chicharra」 (2014)、「Burro Press」 (2016)を経て、2017年自身の工房「Mecapalprint」を立ち上げる。メキシコ国内外で数々の展覧会に参加、版画のワークショップもおこなっている。
筒井美佐世(版画家)
1998年埼玉県立近代美術館で開催された「メキシコ現代版画と日本」に感動し1999年に渡墨。その後7年のフランス滞在を経て2007年オアハカ州立自治ベニートフアレス大学に入学、竹田鎭三郎先生に師事する。「シンザブロウ・タケダ版画ビエンナーレ」の事務局を2007年から2023年まで務め、メキシコ国内の版画に触れる機会を得る。2014年より同大学のギャラリーに勤務。2016年から2024年まで版画のコレクティブ「Burro Press」に参加。2024年、オアハカ版画美術館所属ギャラリー「Alaclan」で初個展。
PUMPQUAKES / パンプクエイクス
おもに宮城県を拠点としたインディペンデントな個人の集まり。作品制作、編集、キュレーションなど、ときどきに協働しながら、学びと表現を続けている。
【関連リンク】
https://www.live-art-books.jp/lag/exhibition/pequenooaxaca/
出展者 | ベナンシオ・ベラスコ、筒井美佐世 |
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会期 | 2025年2月21日(金)~3月8日(土) |
会場名 | LAG(LIVE ART GALLERY) |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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