top 本と展示展覧会ピックアップ東京四谷のTOTEM POLE PHOTO GALLERYで有元伸也「キジバト」が開催

東京四谷のTOTEM POLE PHOTO GALLERYで有元伸也「キジバト」が開催

2025/02/27

有元伸也「キジバト」©Shinya Arimoto

 

東京四谷のTOTEM POLE PHOTO GALLERYで有元伸也「キジバト」が開催される。

 

東京の都市部から西に向けて走る。23区を抜け多摩地域に入ると、風景だけでなくそこにある生態にも変化がある。都市部ではよくみる鳥である鳩も、多摩地域ではやや小ぶりの体躯になり、羽毛の色が茶褐色を帯びている。主に都市に生息しているドバトは群れで行動するが、その反面キジバトは単独もしくはツガイで行動し、餌を求めて人に寄りつくこともなく、唯そこに生きている。
– 有元伸也

 

また今回の展示作品「キジバト」と、前作「Tokyo Dead End」を収録したZINE『ariphoto selection vol.11』『ariphoto selection vol.12』を会期中、会場内にて先行発売する。

 

  • ■展覧会情報
    有元伸也「キジバト」
    会期:2025年3月4日(火)~3月16日(日)
    時間:12:00〜19:00
    休廊日:月曜日
    会場:TOTEM POLE PHOTO GALLERY 
    住所:東京都新宿区四谷4-22 第二富士川ビル1F

 

■イベント情報
本山周平 × 有元伸也 対談「都市から周縁へ、そしてその先」

かつて《都市》は多くの若い写真家にとって修練の場であったように思える。しかし昨今、私が講師を務めている写真学校などでも《周縁》を撮る若者が多くなったと感じている。そして今回の自身の展示でも東京の周縁部である多摩地域を撮影しているのだが、その傾向は加齢に伴う興味の変遷なのか? またはグローバル化する世界に対抗する、地方の特殊性への礼賛なのか?都市から地方へと、そのテーマを変遷させてきた本山周平氏と共に、作家の来し方行く末について対談する。
日時:2025年3月8日(土)19:30〜21:00

会場:TOTEM POLE PHOTO GALLERY

定員:15名 ※定員に達したため受付終了
費用:1,000円

■書籍情報

『ariphoto selection vol.11』『ariphoto selection vol.12』

発行:TOTEM POLE PHOTO GALLERY
判型:365×297mm、20頁、中綴じ製本
価格:各1,500円
部数:各500部限定

 

【関連リンク】
https://tppg.jp/tokyo-turtle-dove-2/

展覧会概要

出展者 有元伸也
会期 2025年3月4日(火)~3月16日(日)
会場名 TOTEM POLE PHOTO GALLERY

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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