小西弘晃「逢魔時」©Hiroaki Konishi
東京四谷のギャラリーニエプスで小西弘晃 写真展「逢魔時」が開催される。
- 「逢魔時(おうまがとき)」とは、昼と夜が入れ替わる夕方の薄暗い時間帯のことです。
- この間には人間ならざるものが現れたり、何か不吉なことが起こると信じられてきました。
- 昼と夜の間、季節の変わり目、時代の過渡期など、様々な間(あわい)の時間では不思議な事が起こるものです。
- 日常には人間が知覚し得ない世界や異界が確かに潜んでおり、まるで此岸と彼岸が入れ替わるような瞬間があります。
- そこに、ある種の自由を見出しています。
- AIの発展により、現実と虚構が曖味になりつつある昨今で、ストリートスナップには時代のリアルを写す力があります。
- 私にとって外へ出て、実地で被写体と向き合うことは、普段の生活の中で失われてしまう人間本来の感覚を取り戻す時間でもあり、単なる日々の記録でもあります。
- 初の個展開催となる今回は、2023~24年の期間に私の生活圏内である新宿や渋谷を中心に、コンパクトデジタルカメラで撮影された、路上の写真で構成されています。
■展覧会情報
小西弘晃 写真展「逢魔時」
会期:2025年2月8日(土)~2月11日(火)
時間:12:00〜21:00
休廊日:会期中無休
会場:ギャラリーニエプス
住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷4-10-1 メイプル花上2F
◼️プロフィール
小西 弘晃/Hiroaki Konishi
1998年、東京都生まれ。
サウンドクリエイターとして会社員をしながら、2023年より写真家活動を行う。
モノクロームのストリートスナップ、ポートレートが中心。
今回が初の個展開催となる。
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