『たね』『ヱビス日記』につづく、ときたまの写真集第3弾『透明傘は誰の物』がトキヲより刊行された。
今回の写真集のテーマは透明傘(ビニール傘)。誰でも必ず1、2本は持っているし、日常的に目にするものだ。でもなぜ、特に日本で、これだけ広く使われているのかと考えてみると不思議だ。
見慣れた眺めから新たな発見と認識を導き出す、ときたまの発想力と思考回路がよく発揮された、楽しみつつ、目から鱗の写真集になった。
また、2024年12月には写真集食堂で出版記念トークイベントが開催されたほか、銀座のギャラリー巷房で展覧会も行われた。
▼リンク
ときたま 写真集『透明傘は誰の物』出版記念トークイベント「透明傘ってほんとに誰の物?」開催
東京銀座のギャラリー巷房でときたま+飯沢耕太郎2人展「透明傘とアフリカ」が開催
【プロフィール】
ときたま
コミュニケーションアーティスト。季刊写真誌『デジャ=ヴュ』発行人などを経て、1993年よりコトバを使った作品を発表する。毎週自作のコトバをハガキに印刷して出し続け、21年目、その数940個(201312月31日現在)。コトバはバッジやTシャツ、ハガキやフォーチュンクッキーとなって、街に飛び出している。コトバとコミュニケーションに興味あり。
ときたま『透明傘は誰の物』
発行:有限会社トキヲ
サイズ:240mm×185mm
発行日:2024年12月14日
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