溝口良夫『帯と砂 KYOTO/ENOSHIMA』が刊行された。
夏の昼下がり、先斗町の細い路地を歩いていると、むせるような暑い日差しの中を白い着物姿の芸子が歩いていた。女の中心には常に大きな帯があり、流れるように移動する。女の喜びや悲しみを腰に結むでいるようだ。(あとがきより)
性への情熱とこの世界へのまなざし。生きることは撮ることだと思わせられる純粋写真集。
溝口良夫、新たな金字塔。
■プロフィール
溝口良夫(みぞぐち・よしお)
東京都八王子生まれ。
1970年より(自己流にて)写真を始める。
1990年「ホタル」にて準太陽賞。
2013年 写真集「ホタル」(蒼穹舎)
2017年 写真集「草匂う日々」(日本カメラ)
2022年 写真集「くるおしい都 TOKYO」(蒼穹舎)
- 溝口良夫『帯と砂 KYOTO/ENOSHIMA』
- 発行日:2024年11月1日
- 発行:蒼穹舎
- 編集:大田通貴
装幀:加藤勝也- 仕様:A4変型、上製本、モノクロ176ページ、作品掲載170点
- エディション:400部
価格:4,500円+税
【関連リンク】
http://tatara.sun.bindcloud.jp/sokyusha.com/detail/pg5579487.html
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