ニコン、半世紀以上の歴史をもつ国際写真・動画コンテスト「ニコンフィルム＆フォトコンテスト 2024-2025」の募集を10月30日より開始

株式会社ニコンは、「ニコンフィルム＆フォトコンテスト 2024-2025」の作品を2024年10月30日13:00（日本時間）から募集する。
 
本コンテストは、「世界中の写真・動画を愛する人々が、プロフェッショナルとアマチュアの枠を超えて交流できる場を提供し、映像文化の発展に貢献すること」を目的に、1969年から開催している半世紀以上の歴史をもつ国際写真・動画コンテストだ。前回の第39回においては、世界180におよぶ国と地域から、合計約35,000人、70,000を超える作品応募があった。
 
第40回を迎える今回、名称を「ニコンフォトコンテスト」から「ニコンフィルム＆フォトコンテスト」と変更し、これまで以上に多様な動画作品を募集する。コンテストのロゴも刷新し、「多彩な視点から作り上げられた作品の集まる場」というコンセプトを表現した新たなデザインを採用した。
 
■審査員長に、サラ・リーン氏を起用
「ニコンフィルム＆フォトコンテスト 2024-2025」の審査員長には、前回に引き続き、サラ・リーン氏を迎える。サラ・リーン氏は2013年にナショナルジオグラフィック誌で初の女性写真ディレクターとなり、2020年には、映像やイラストなどのビジュアル活用に特化した女性編集者、教師、キュレーターのためのコミュニティーである「Visual Thinking Collective」を設立した。次世代を担うフォトグラファーをはじめ、幅広いアーティストへ強い影響力を持っている。

■サラ・リーン氏のコメント（要旨）
「ニコンフィルム＆フォトコンテスト 2024-2025」の審査員長として、再び参加できることを嬉しく思います。前回、審査員長を務めた際には、寄せられた写真と動画の質の高さに大変感銘を受けました。今回のコンテストでは、ビジュアルストーリーテリングを通じて、私たちを刺激し、結びつけてくれるような写真や動画に出会えることを期待しています。
写真家や映像作家の皆さんには、このコンテストへの応募をぜひ検討していただきたいと思います。それは、優れた賞を獲得するためだけでなく、皆さんの作品を一般の方々や映像コミュニティーの方々に見ていただく機会にもなるからです。皆さんにとって、このコンテストへの参加がキャリアを変えるきっかけになれば嬉しいです。

■「ニコンフィルム＆フォトコンテスト 2024-2025」概要
1969年に始まった「ニコンフォトコンテストインターナショナル」から数えて第40回目となる「ニコンフィルム＆フォトコンテスト2024-2025」は、「動画部門」と「写真部門」の2つの部門で構成されている。「動画部門」には「スーパーショートフィルムカテゴリー」と「5分フィルムカテゴリー」を、「写真部門」には、「単写真カテゴリー」と「組み写真カテゴリー」を、それぞれ設けている。

今回のテーマは、「動画部門」「写真部門」ともに“Inspire（インスパイア）”。作品を見る人にポジティブな影響を与えたり、新たな視点や感情を呼び起こすような作品を待っている。なお、受賞作品の発表は2025年9月を予定。
 

■募集概要

応募期間：2024年10月30日13:00〜2025年2月17日13:00（日本時間）

応募資格：プロフェッショナル・アマチュア、年齢、性別、国籍を問わず、誰でも応募可能

応募方法：「ニコンフィルム＆フォトコンテスト 2024-2025」ウェブサイト内のエントリーフォーム（募集開始日2024年10月30日13:00に開設）に必要事項を入力の上、応募

 
■募集部門
1. 動画部門
テーマ：“Inspire（インスパイア）”

^{※作品内で英語以外の言語が使用されている場合は英語字幕必須（使用言語が英語の場合は不要）}

①スーパーショートフィルムカテゴリー
応募形式：20秒から40秒までの動画／撮影機材：不問
②5分フィルムカテゴリー
応募形式：3分から5分までの動画／撮影機材：不問
 
2. 写真部門
テーマ：“Inspire（インスパイア）”
①単写真カテゴリー
応募形式：単写真／撮影機材：不問
②組み写真カテゴリー
応募形式：組み写真（2-5点のシリーズ写真）／撮影機材：不問

■賞および賞品、選出方法
動画部門および写真部門にて、カテゴリーごとにグランプリ・優秀賞・奨励賞の作品を選出する。そのほか、「一般投票賞」を、最終審査に残った作品の中から一般投票にて決定する。

【関連リンク】
https://www.nikon-photocontest.com/jp/

share