門井幸子『春 その春』が刊行された。
私の撮るものは、雪が溶けて顔を出す枯れ草や、湿地のなかで朽ちていく樹木など、ほとんどの人が目を留めることのないような自然の断片です。足元に広がるそれらの風景には、その土地の風土や自然の営み、生と死、その豊かな時間が凝縮しているように思います。(あとがきより)
春を迎える残雪の道東。目の前に立ち現れた世界へひたむきに向ける静謐な視線。
■プロフィール
門井幸子(かどい・さちこ)
東京生まれ。写真集に『KADOI SACHIKO PHOTOGRAPHS 2003-2008』(蒼穹舎、2008年)など。
- 門井幸子『春 その春』
- 発行所:蒼穹舎
発行日:2024年8月1日- 編集:大田通貴
装幀:門井幸子
エディション:400部
仕様:A4変型、上製本、モノクロ64ページ、作品36点- 価格:4,500円(税別)
【関連リンク】
http://tatara.sun.bindcloud.jp/sokyusha.com/detail/pg5522814.html
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