戸田建設株式会社は、東京都中央区京橋一丁目で建設を進めていた超高層複合ビル「TODA BUILDING」が2024年11月2日(土)に開業することを発表した。
TODA BUILDINGは隣接街区と共同して「芸術・文化拠点の形成」と「地域の防災力強化」をテーマとした超高層複合用途ビルを建設する大規模開発プロジェクト。
京橋発の芸術・文化拠点として、建物低層部には芸術文化エリアを設け、オフィス利用者だけでな く、街ゆく人が1-2Fのパブリックアートを自由に鑑賞できる。また、1Fにはアート作品に囲まれ た空間の中でパンやコーヒーを楽しめるスペース「Gallery & Bakery Tokyo 8分(ギャラリーアン ドベーカリートウキョウ ハップン)」が、6Fにはアニメ、マンガ、音楽といったポップカルチャーや現代アート、デザインなど多彩な領域のクリエイションとの出会いが広がるミュージアム 「CREATIVE MUSEUM TOKYO」が誕生。3Fには現代アートを代表するギャラリーコンプレックスもオー プンする。
アート鑑賞や憩いの場としても利用できる1Fの広場を抜けると、大きな吹き抜け空間とパブリック アートが特長のエントランスロビーへとスムーズにつながる。また、隣接のアーティゾン美術館とは、歩行者専用通路など屋外空間が共有され、誰もが気軽にさまざまな芸術文化を体験できる場を創出する。
戸田建設が入居するオフィスフロアには、戸田建設グループのミュージアム「TODA CREATIVE LAB “TODAtte?(トダッテ)”」を創設する。執務空間には、スマートオフィスアプリの導入やバーチャルオフィス環境の構築により、さまざまな働き方を可能にする次世代オフィス環境を実現する。
3Fのギャラリーコンプレックスには、現代アートを代表する「タカ・イシイギャラリー」「小山登美夫ギャラリー」「KOSAKU KANECHIKA」「Yutaka Kikutake Gallery」のギャラリー4 つが集結し、東京駅前エリアが現代アートの発信拠点へと変貌する。国内外の最先端のアートがオフィスビル内で鑑賞できるのも「TODA BUILDING」の魅力だ。
■3Fギャラリーコンプレックス
タカ・イシイギャラリー 京橋
1994年の開廊以降、基本的な重点を写真(グラフィック)に置きながら国内外の作家の展覧会企画や書籍の出版を行っている。
小山登美夫ギャラリー 京橋
1996年開廊。六本木、天王洲、京橋の3箇所に拠点をもち、日本のアーティ ストとともに、世界中の様々なアーティストの作品を展示。世代を超え、巨匠から新たな才能まで幅広く紹介している。
KOSAKU KANECHIKA
2017年3月に天王洲のTERRADA Art Complexにオープンした日本国内の現代 アートを再定義する新世代に属するギャラリー。既存の枠にとらわれない新 しい表現に取り組む国内外の作家を紹介している。
■Yutaka Kikutake Gallery
2015年の開廊以降、多様な展覧会の開催とともにワークショップや出版プロジェクトを実施し、アートと社会との接続を豊かにする試みを続けている。
- TODA BUILDING
- 所在地:東京都中央区京橋 1-7-1
- 竣工:2024年9月30日
- グランドオープン:2024年11月2日
- アクセス:JR「東京駅」八重洲中央口より徒歩7分、 東京メトロ銀座線「日本橋駅」 B1出口より徒歩5分、東京メトロ銀座線「京橋駅」 6番・7番出口より徒歩3分
【関連リンク】
https://www.todabuilding.com
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