本作『まぶたの裏表』は細倉真弓とSOLITAIREが12ヶ月間、毎月1つの印刷物を制作し発表するプロジェクト「12BOOKS」の7冊目となる。
今号は2022年8月から2024年の2月まで資生堂の企業文化誌である花椿のウェブに掲載された文章をまとめて一部加筆したエッセイ集だ。本書はA5判(文庫サイズ)、204ページの書籍となる。
■目次
1 はじめに
2 影たち
3 飛蚊症/浮遊物
4 リフレクション
5 近視とスキャナー
6 夜の写真とストロボの風景
7 酩酊する写真
8 手の写真 見えないもの見えるもの
9 記憶の上書き保存
10 透明な断面
11 待機状態と起動状態
12 写真に映り込む幽霊
13 もう一度触覚について
14 新しいモアレ
15 RAWデータと無数の写真
16 まばたきとシャッター
17 あとがき
■プロフィール
細倉真弓(ほそくら・まゆみ)
立命館大学文学部、及び日本大学芸術学部写真学科卒業。
触覚的な視覚を軸に、身体や性、人と人工物、有機物と無機物など、移り変わっていく境界線を写真と映像で扱う。東京/京都在住。
- 細倉真弓『まぶたの裏表』
- 発行:SOLITAIRE
- デザイン:坂脇 慶
- 仕様:105×148mm、204ページ
部数:250部- 価格:1,200円(税込)
【関連リンク】
https://studio-solitaire.com/products/まぶたの裏表-mayumi-hosokura
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