top ニュースピックアップリクルートホールディングス、第3回「BUG Art Award」の応募受付を2025年1月22日10時より開始

リクルートホールディングス、第3回「BUG Art Award」の応募受付を2025年1月22日10時より開始

2024/10/06

株式会社リクルートホールディングスが運営するBUGでは、第3回「BUG Art Award」の応募受付を2025年1月22日10時より開始すると発表した。
 
「BUG Art Award」は制作活動年数10年以下のアーティストに向けたアワードだ。審査員からのフィードバック提供や、展示・設営に関する相談会の開催、展示プラン作成方法のレクチャーなど多数の機会を設けており、新しい表現に挑戦したい、アーティストとしてキャリアを築きたい、という想いを応援する。これまでに総計680件の応募があった。


BUG Art Awardは審査観点を固定化させないために、3回を上限に審査員を交代している。第3回には美術家の百瀬文氏、やんツー氏のふたりを新しく審査員として迎える。
 
■応募受付期間
2025年1月22日(水)10:00 〜 2月26日(水)17:00
 

■審査員
菊地敦己(アートディレクター、グラフィックデザイナー)
中川千恵子(十和田市現代美術館キュレーター)
百瀬 文(美術家)
やんツー(美術家)
横山由季子(東京国立近代美術館研究員)

 

■応募概要
▼BUG Art Award 審査の流れ


 
■出品料: 無料
 
■選出後の機会:
[ファイナリスト]
• ファイナリスト展への参加権  
• 作品制作費20万円
※東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県以外に在住の方には、日本国内移動分の往復交通費(公共交通機関の普通運賃)を別途支払う。(会場での打ち合わせ、ファイナリスト展設営、公開最終審査、ファイナリスト展撤去および事務局が要請したイベント登壇時。)応募フォームに記載の住所が東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県以外である必要がある。グループ応募の場合は代表者1名分のみ。
• 広報(プレスリリース配信/広告出稿/チラシ・ポスターなどの告知物作成、大学や美術関係者などへの配布等)
• 展示や設営に関する相談会の実施
• カメラマンによる展示風景撮影(スチル、動画)
 
[グランプリ受賞者]
• グランプリ個展の開催権  
• 個展開催費(作品制作費+設営撤去費)上限300万円
※東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県以外に在住の方には、日本国内移動分の往復交通費(公共交通機関の普通運賃)を支払う。
• アーティストフィーの支払い
• 広報(プレスリリース配信/広告出稿/チラシ・ポスターなどの告知物作成、大学や美術関係者などへの配布等)
• トークイベントの開催
• 展示担当スタッフによる個展開催サポート(テーマ設定、展示プランの立案、展示図面の作成、その他アドバイス等)
• インストーラー(展示設営技術者)や展示担当スタッフによる個展の設営および撤去の協力
• カメラマンによる展示風景撮影(スチル、動画)
• 展覧会レビューの提供

 

■第3回からの審査員
百瀬 文 (美術家)
1988年東京都生まれ。2013年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。映像によって映像の構造を再考させる自己言及的な方法論を用いながら、他者とのコミュニケーションの複層性を扱う。近年は映像に映る身体の問題を扱いながら、セクシュアリティやジェンダーへの問いを深めている。主な個展に「百瀬文 口を寄せる」(十和田市現代美術館、2022年)、「I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U」(EFAG East Factory Art Gallery、東京、2020年)、「サンプルボイス」(横浜美術館アートギャラリー1、神奈川、2014年)など。主なグループ展に「国際芸術祭 あいち2022」(愛知芸術文化センター)、「新・今日の作家展2021 日常の輪郭」(横浜市民ギャラリー、神奈川)、「彼女たちは歌う」(東京藝術大学 美術館陳列館、2020年)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、東京)など。主な作品収蔵先に、東京都現代美術館、愛知県美術館、横浜美術館などがある。2016年度アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を受けニューヨークに滞在。
 
やんツー (美術家)
1984年、神奈川県生まれ。今日的なテクノロジーが導入された動きを伴う装置、あるいは既存の情報システム、廃品などを誤用/転用/ハッキングする形で組み合わせ、平面や立体、インスタレーション、パフォーマンスといった形式で作品を発表している。テクノロジーによって無意識化/隠蔽される政治性や特権性を考察し、明らかにしていくことを試みる。文化庁メディア芸術祭アート部門にて第15回で新人賞(2012)、同じく第21回で優秀賞(2018)を受賞。TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト寺瀬由紀賞。ACCニューヨーク・フェローシップ(2023)にて6ヶ月渡米。近年の主な展覧会に、「MOTアニュアル2023」(東京都現代美術館、東京、2023)、「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館、東京、2022)、「遠い誰か、ことのありか」(SCARTS、札幌、2021)、「DOMANI・明日展」(国立新美術館、東京、2018)、あいちトリエンナーレ2016(愛知県美術館)などがある。また、contact Gonzoとのパフォーマンス作品や、和田ながら演出による演劇作品発表など、異分野とのコラボレーションも多数。
 
【関連リンク】
https://bug.art/award/

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