富士フイルム株式会社は、出展者全員の作品が自身の選んだ会場に必ず展示される参加型写真展「“PHOTO IS”想いをつなぐ。あなたが主役の写真展2024」を8月17日より開催。
開催場所は、東京(8月17日~21日)・名古屋(8月23日~25日)・大阪(9月13日~16日)・オンライン展示サイト(9月17日~12月25日)で、名古屋での開催は2019年以来5年ぶりとなる。さらに今年は、特別企画「心に響いた100選」に選ばれた100作品と選者10名の作品の計110作品を、写真愛好家向けWebメタバース「House of Photography in Metaverse」(8月16日~9月16日)でも展示する。
会場では、写真家・著名人によるトークショーやinstax™“チェキ”やデジタルカメラなどをお試しできるコーナーのほか、セルフ撮影体験にて撮影した写真をその場でプリントできるコーナーを用意。今年は空間演出用プロジェクター「FP-Z8000」を活用した幻想的な没入空間の体験、さらに東京会場では富士フイルムグループの90周年を記念して歴史的価値の高い名作のオリジナルプリントを収集した「フジフイルム・フォトコレクションⅡ」から、ポートレイトの巨匠ユーサフ・カーシュの作品を特別展示するなど、終日楽しめる企画を実施する。
今年は、2024年1月20日に創立90周年を機に制定したグループパーパス「地球上の笑顔の回数を増やしていく。」にちなんで、「あなたを笑顔にする瞬間」を写した作品を展示する「笑顔になる瞬間(とき)」部門を新設。さらに、現在熱中している趣味や紹介したい好きなものなどを写した作品を展示する「見せたい!わたしのイチオシ!」部門、撮影のテーマやジャンルを問わず応募できる「お気に入りの1枚」部門、Instagramに画像を投稿することで簡単に応募できる「インスタグラム」部門を含め、計4部門で募集した作品を展示する。
「想いをつなぐ」がテーマの本写真展では、来場者が、共感した作品に対する感想や想いを記した「絆メッセージ」を出展者に向けて投函できる「絆ポスト」を東京・名古屋・大阪会場とオンライン展示サイトに設置。来場者から寄せられる「絆メッセージ」を開催終了後に出展者に郵送で届ける。出展者と来場者の間で交わされる、写真を通じたコミュニケーションで新たな“絆”を生み出していく。
■「 “PHOTO IS”想いをつなぐ。あなたが主役の写真展2024」開催概要
1. 会場・場所・開催期間
東京会場:東京ミッドタウン 8月17日(土)~8月21日(水)
名古屋会場:ナディアパーク 8月23日(金)~8月25日(日)
大阪会場:グランフロント大阪 9月13日(金)~9月16日(月・祝)
オンライン展示サイト:“PHOTO IS”公式WEBサイト 9月17日(火)~12月25日(水)
2. 展示部門
(1)「お気に入りの1枚」部門
テーマやジャンルを問わずに自由に応募された作品を楽しめる。
(2)「見せたい!わたしのイチオシ!」部門
熱中していることや好きなものなどを写した作品を展示する。
(3)「笑顔になる瞬間(とき)」部門(新設)
見ると元気がでる、つい顔がほころんでしまうなど、「あなたを笑顔にする瞬間」を写した作品を展示する。
(4)「インスタグラム」部門
Instagramで投稿された作品を10のカテゴリで東京・名古屋・大阪会場に展示する。風景や旅、家族やペットなどバラエティ豊かな作品が多数集まった。
3. 各企業との共同企画
今年も「“PHOTO IS”想いをつなぐ。あなたが主役の写真展2024」の趣旨に賛同した9つの企業との共同企画で募集した作品を展示する。(50音順表記)
(1)アニコム損害保険
「おいちぃいちまい」
その嬉しそうな顔を見たら、すぐにわかる。きみの「おいしい」は、私の「うれしい」だから。ペットのかけがえのない瞬間を撮影した作品を展示します。
(2)インプレス(GANREF)
「心に残る風景」
自然の美しさや季節の移ろい、海外の絶景など、風景の魅力を存分にとらえた、心に残る風景の作品を展示します。
(3)KDDI
「おもいでの〇〇 ~私にとってかけがえのない瞬間~」
人から見れば日常の風景でも、私にとっては何物にも代えがたい、かけがえのない思い出。そんな作品を展示します。
(4)スポティファイジャパン
季節を表すテーマ曲。その楽曲を聴くと浮かんでくる風景や、思い出にちなんだもの、大好きなものなど、特別な写真を展示します。
(5)タカラトミー
いつも一緒に遊んでいた思い出のおもちゃや笑顔のときも泣き顔のときも一緒に写っているお気に入りのおもちゃとの写真を展示します。
(6)東海旅客鉄道(JR東海)
東海道新幹線開業60周年に合わせて、「あなたと新幹線の思い出」をテーマに“とっておきの思い出写真”や“自慢したい最高の一枚”を展示します。
(7)ハウス食品グループ本社
「おいしい笑顔写真」
家族の団らんや、お子さまの食事風景、仲間や友人との思い出の食事会など「おいしい笑顔写真」を展示します。
(8)東日本旅客鉄道(JR東日本)
思わず「ああ、来てよかった。」とつぶやきたくなる四季折々の東北の魅力を撮影した作品を展示します。
(9)ベネッセコーポレーション
お子さまとのかけがえのないそしてなにげない毎日を、チャレンジしている姿を、成長した瞬間を写した作品を展示します。
4. 専用台紙・公式WEBサイトからの出展者向け特別企画「心に響いた100選」
「心に響いた100選」は、著名人や写真家の方々(計10名)が、専用台紙および公式WEBサイトにて応募された方の作品の中から『心に響いた作品』として、1名10点ずつ計100作品を選出。選出された作品は、東京・名古屋・大阪会場およびオンライン展示サイト・Webメタバース「House of Photography in Metaverse」(https://houseofphotography-jp.fujifilm.com/)で展示する。
5. 会場限定イベント
東京・名古屋・大阪会場では、写真のさまざまな楽しみ方を体験できる企画を用意している。
(1)トークショー&ワークショップ
写真をテーマに写真家の方々など著名人によるトークショーやワークショップを行う。
AKIPINさん(写真家)、浅田政志さん(写真家)、喜多規子さん(写真家)、平井理央さん(フリーアナウンサー)ほか
(2)セルフ撮影・プリント体験
ミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」での高画質なセルフ撮影が体験可能。撮影した画像はデータとともに、ハーフサイズプリントにしてその場でプレゼントする。またプリントサービスやフォトフレームを試せるコーナーも用意。
(3)製品体験
instax™“チェキ”のインスタントカメラやスマホプリンター、ミラーレスデジタルカメラの最新モデルを試せる。また、今年公開したWebメタバース「House of Photography in Metaverse」を体験できる。会期中は、メタバース内の特設コーナーで、特別企画「心に響いた100選」に選出された作品100点と選者の方々の作品10点を展示する。
(4)プロジェクターによる没入空間体験
空間演出用プロジェクター「FP-Z8000」による幻想的な空間を体験できる。壁に映し出された花火や金魚のモチーフの絵に触れると絵が動き出すなど臨場感ある空間を楽しめる。
(5)【特別展示】ユーサフ・カーシュ「Fifteen Portraits」-フジフイルム・フォトコレクションⅡより-
富士フイルムグループ創立90周年を記念して今年4~5月に開催した「フジフイルム・フォトコレクションⅡ ―世界の20世紀写真「人を撮る」―」展から、特に好評だったポートレイトの巨匠ユーサフ・カーシュ(1908‐2002)の作品を、本写真展の東京会場限定で特別展示する。
世界的に著名な人物の重厚なポートレイトを撮影し「彼に撮影されることがセレブリティの証だ」と言われたカーシュが撮ったイギリス元首相ウィンストン・チャーチルの写真をはじめ、画家シャガール、小説家のヘミングウェイや、教育家・社会福祉活動家として知られるヘレン・ケラーなど、各界の著名人達の肖像写真15点のオリジナルプリントを展示する。
(6)おもいでケータイ再起動(運営、受付:KDDI株式会社)
電源が入らなくなった携帯電話を専用機器で充電、再起動し、端末に眠っていた写真をプリントして渡す。参加にはKDDI専用ページから事前予約が必要。
https://omoide.resv.jp/reserve/calendar.php
6. オンライン展示サイト
9月17日(火)~12月25日(水)の間、「“PHOTO IS”想いをつなぐ。あなたが主役の写真展2024」公式サイト内(https://photo-is.jp/)にオンライン展示サイトを設置し、応募作品を公開する。本展示サイトでは、作品カテゴリやキーワード、出展者のお住まいの都道府県などから作品を検索が可能。共感した作品に対する感想や想いを記した「絆メッセージ」を出展者に向けて投函できる「絆ポスト」を設けている。
【関連リンク】
https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/11651
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