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ソニー、本格的で多彩な映像表現を簡単操作で実現するAPS-Cミラーレス一眼カメラ「VLOGCAM™ ZV-E10 II」発売

2024/07/18

ソニーから、本格的で多彩な映像表現を簡単操作で実現するAPS-Cミラーレス一眼カメラ「VLOGCAM™ ZV-E10 II」が2024年8月2日に発売される。価格はオープン価格。
 
『VLOGCAM™ ZV-E10 II』は、直感的で簡単な操作性ながらも、動画・静止画の両面において、多彩で高画質な撮影性能を生かした本格的な映像表現が可能な一台だ。日常や旅行、風景、イベントなどの幅広いシーンを、自分好みの映像表現で手軽に撮影したり配信したりすることができる。
 
『VLOGCAM™ ZV-E10 II』は、幅広いクリエイターに支持されている『VLOGCAM™ ZV-E10』(既発売)の第二世代モデルだ。最先端イメージセンサー技術による撮影性能の向上に加え、動画と静止画で好みの画作りが簡単にできる「クリエイティブルック」や、映画のワンシーンのような表現で撮影できる「シネマティックVlog設定」機能などの搭載によって、より手軽に本格的な映像表現ができるようになる。
 
加えて、近年SNS投稿で主流となっている縦向き動画撮影に適したユーザーインターフェースへの対応や、大容量バッテリー搭載によるスタミナ性能の向上、ライブストリーミングやデータ転送を快適に行える接続性の向上などを図り、快適な動画と静止画の撮影が可能だ。
 
また、レンズキットには、焦点距離16mmから50mm(35mm判換算で広角24mmから中望遠75mm相当)をカバーするAPS-C対応の標準パワーズームレンズ『E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II』(同時発表)を採用した。従来モデルの『E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS』 (既発売)からAF性能や動画性能を強化している。リトラクタブル機構(収納構造)のため、全長は電源オフ時に約31.3mm、質量は約107gと小型軽量で、携帯性にも優れている。
 

◾️『VLOGCAM™ ZV-E10 II』の主な特長
1. 動画・静止画におけるレンズ交換式ならではの多彩で高画質な撮影性能
APS-Cサイズの有効約2600万画素の裏面照射型CMOSセンサーExmor R™(エクスモアアール)と、最新の画像処理エンジンBIONZ XR™(ビオンズエックスアール)の搭載により、動画と静止画の撮影において高い描写性能を実現した。AF(オートフォーカス)性能も向上し、イメージセンサーの撮像領域のほぼ全域に、最大759点の像面位相差AF点を高密度に配置することで、高精度かつ滑らかなフォーカス合わせが可能。超広角から超望遠までをカバーする豊富なEマウントレンズ群から、撮影したいシーンや表現したい内容に応じてレンズを選び、動画・静止画撮影における多彩な映像表現を高画質に楽しむことができる。
また、常用ISO感度は動画・静止画時とも100 - 32000で、高感度でノイズを抑えた撮影が可能。さらには、5.6K相当の豊富な情報量を凝縮することで、4K 60p映像の出力にも対応している。
 
2. 手軽に実現できる本格的な映像表現
動画と静止画の撮影時に、自分の表現したいテーマやシーンに合わせてFL(Film)やVV(Vivid)など全10種類のモードから選択するだけで好みの画作りが簡単にできる「クリエイティブルック」や、映画のワンシーンのような映像表現を手軽に撮影できる「シネマティックVlog設定」機能を備えている。映像制作用デジタルシネマカメラ『VENICE』の開発を通じて培った画作り「S-Cinetone™」(エスシネトーン)も搭載し、人の肌を美しく描写し、被写体を際立たせることができる。
さらに、スロー&クイックモーションの撮影や、長時間の事象を短時間で表現する「タイムラプス」によって映像に変化をつけることも可能で、動画・静止画における本格的な映像表現を手軽におこなえる。
 
3. 快適な動画・静止画撮影をサポートする機能
縦向き撮影時のイメージ
小型軽量なボディ(幅約114.8mm×高さ約67.5mm×奥行約54.2mm、重さ約377g)ながら大容量バッテリーを搭載し、連続動画撮影時間は約195分を実現している。
タッチ操作ができるバリアングル液晶モニターは、縦向きの情報表示にも対応しているため、自由なアングルで快適に撮影を楽しめる。また、動画専用の電子式手ブレ補正機能「アクティブモード」により、歩きながらでも安定した撮影が可能。
音声については、3つのカプセルマイクが高い集音性能とノイズリダクションを可能にし、収音する方向を環境に合わせてオート、前方、全方位、後方から選択できる。付属のウインドスクリーンを使用することで、風切り音を低減することができる。
接続性も向上し、5GHz帯Wi-FiとSuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2)対応のUSB Type-C™端子の搭載により、ライブストリーミングやデータ転送を手軽に行える。
 
4. 環境・アクセシビリティに配慮した設計
ソニーはこれまでに、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラにおいて、約11年間で約395トンのバージンプラスチックを再生プラスチックに置き換えてきた。
本機は、カメラ本体に、ソニーが開発したSORPLAS™(ソープラス)を含む再生材を積極的に使用し、機能性を損なうことなく環境負荷低減を実現している。個装箱には、プラスチックを使用せずリサイクルしやすいソニー独自の再生紙「オリジナルブレンドマテリアル」を用いている。竹、さとうきび繊維、市場回収リサイクルペーパーといった素材を使用し、環境への配慮と質の高さを両立している。
アクセシビリティにも配慮し、メニューと動画再生画面を音声で読み上げて操作をアシストする「音声読み上げ」機能や、メニューの「拡大表示機能」を搭載し、多様なクリエイターの制作活動をサポートする。
 
◾️『E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II』の主な特長
『E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II』は、焦点距離16mmから50mm(35mm判換算で広角24mmから中望遠75mm相当)をカバーするAPS-C対応の標準パワーズームレンズだ。
非球面レンズ4枚とED(特殊低分散)ガラス1枚を効果的に配置することにより、高い解像性能を実現している。最大撮影倍率0.215倍、最短撮影距離は0.25m(ワイド端)/0.30m(テレ端)と近接撮影性能にも優れ、被写体に近寄って大きく撮影できる。
また、リトラクタブル機構(収納構造)のため、全長は電源オフ時に約31.3mm、質量は約107gと小型軽量で、携帯性に優れている。さらには、AF性能を強化し、電動によるズーム中のフォーカス追随精度が向上している。
カメラ本体のアクティブ手ブレ補正や手ブレ補正の協調制御にも対応しているため、動画および静止画撮影時に手ブレを抑えることが可能。カメラ本体のブリージング補正にも対応している。
 

  • ■仕様
    マウント形式:Eマウント
    撮像素子:APS-Cサイズ(23.3 x 15.5mm)、Exmor R CMOSセンサー
    AF方式:ファストハイブリッドAF (位相差検出方式 / コントラスト検出方式)
    認識AF:人物、動物、鳥
    撮影標準感度:静止画撮影時: ISO 100 - 32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 102400)、AUTO(ISO 100 - 6400、上限/下限設定可能)、動画撮影時: ISO 100 - 32000相当、AUTO(ISO 100 - 6400相当、上限/下限設定可能)
    手ブレ補正:静止画: 交換レンズ側対応 、動画: 交換レンズ側対応(スタンダード時)/電子式(アクティブ時)
    シャッター速度(メカ/電子):静止画撮影時(電子シャッター): 1/8000-30秒、動画撮影時: 1/8000-1 秒
    液晶モニター:7.5 cm(3.0型)TFT駆動
    大きさ:約114.8 x 67.5 x 54.2mm(グリップからモニターまで)
    重さ:約377g(バッテリーとメモリカードを含む)

 

■製品情報
「VLOGCAM™ ZV-E10 II」
発売日=2024年8月2日
価格=オープン価格
 
【関連リンク】
https://www.sony.jp/ichigan/products/ZV-E10M2/

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