©NUNOGAKI Masakuni
大阪のgallery 176で布垣昌邦「async」が開催される。
作者が44年間、生きてきた街「茨木」。1970年の大阪万博以降栄えた何も無い大阪の普通の街で、その場所で根を張って写真を撮り続けて18年経ったという。
多くの街を撮影してきて、自分にとってこの街は撮り難く思うような写真が撮れない場所で、生まれ育った街で思うような写真が撮れないという事に、写真家である自分に疑問を抱えて日々の撮影を繰り返してきました。今思う事は、その問答をも含めて自分の写真ではないか、模索することを受け入れた上で、これからもそこに居続けるという事で写真の可能性を考えた時、何となく気が楽になり、続けて行こうという決意が出来て今に到ります。
今回の作品は、人も風景の一部として写真を受け入れるように今(現在)の『茨木』での生活で視ている日常の風景を撮影しているという。作者にとっての青の時代2006年から2024年の記録とのことだ。
四切インクジェットプリント18点で展示構成予定。
- ■展覧会情報
布垣昌邦「async」
会期:2024年5月3日(金)~5月12日(日)
時間:13:00〜19:00
休廊日:5月7日(火)〜9日(木)
会場:gallery 176
住所:大阪府豊中市服部元町1-6-1
■プロフィール
布垣昌邦(ぬのがき・まさくに)
1979年生まれ、大阪府茨木市在住。写真家。
2003年 ビジュアルアーツ写真学科夜間部卒業
2007年 コニカミノルタフォトプレミオ受賞
2008年 洛中洛外観察日記 個展(gallery 176)
2012年 生と志(How are you photography展·同時代ギャラリー)
2014年 noah(ギャラリー10:06)
2015年 route_31(How are you photography展·同時代ギャラリー)
その他、現在までコンスタンスに個展開催
【関連リンク】
https://176.photos/exhibitions/240503/
出展者 | 布垣昌邦 |
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会期 | 2024年5月3日(金)~5月12日(日) |
会場名 | gallery176 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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