今年で第8回目となる東北最大級の写真フェスティバル「塩竈フォトフェスティバル2024」が3月8日より開幕する。多彩なイベントを塩竈市内各所にて開催予定だ。
『塩竈フォトフェスティバル』は、同市の写真館に生まれ育った写真家・平間至氏を中心に、第一線で活躍する写真関係者を招き、さまざまな切り口から写真に親しむイベントとしてスタートした。
2008年3月よりスタートし、2022年まで計7回開催。
アーティスティック・ディレクターに国内外で活動する菊田樹子氏(インディペンデント・キュレーター)をむかえ、2008年当時はまだ普及していなかったポートフォリオレヴューの実施、歴史的建造物をはじめ市内各所で、多様かつ質の高い写真の展示を行ってきた。
東日本大震災を経て、「写真」の持つ本質や役割について再考し、以下のミッションを掲げ、企画を行なっている。
- (1) 大都市では見過ごされてしまうかもしれない写真芸術のあり方を、塩竈フォトフェスティバルならではの価値観で発見し、サポートする。
(2) 震災で大きな被害を受けた塩竈市のこれからを、写真文化を通じて考え、発信していくメディアとなる。
(3) 東北最大規模のフォトフェスティバルとして、東北の写真文化をつなげる。
- ■開催日程
2024年3月8日(金)~3月17日(日)*11日(月)休み
ポートフォリオレヴュー・写真賞は3月16日(土)、17日(日)に開催
■会場
塩竈市内各所
ふれあいエスプ塩竈
塩竈市杉村惇美術館(昭和25年建造の公民館を改装し、平成26年に開館した美術館)
海商の館 旧亀井邸(大正13年に建てられた和洋併置式住宅)
ビルドスペース(現代アートギャラリー)
尚光堂(写真店、スタジオ、暗室)
ピッツェリア ラ・ジータ
■主催
塩竈フォトフェスティバル実行委員会
■共催
塩竈市 塩竃市教育委員会
■特別協賛
NIKON PHOTO CONTEST、株式会社ニコンイメージングジャパン
■協賛
タワーレコード株式会社、個人寄付者の皆様
■助成
公益財団カメイ社会教育振興財団(仙台市)
■協力
青森県立美術館、Otomo.、海商の館 旧亀井邸(NPOみなとしほがま)、カフェはれま(旧ゑびや旅館)、
コーヒーとおやつの店andMore、塩竈市杉村惇美術館、塩竈本町談話室、尚光堂、soda design、ダイアグラム、
ビルド・フルーガス、ピッツェリア ラ・ジータ、フォトクラシック、株式会社HARPH-Imaging
■入場料
1000円
*塩竈市杉村惇美術館、旧亀井邸、ふれあいエスプ塩竈、ビルドスペースいずれかの展覧会場にて入場料1000円を支払い、パスポート(MAP付)を受け取る。このパスで何度でも入場できる。
■実行委員長
平間至
■アーティスティックディレクター
菊田樹子
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