東京・小伝場町のMONO GRAPHY Camera&Artで、Kanoko.A PHOTO EXHIBITION 「ISOCHROM」が開催

東京・小伝場町のMONO GRAPHY Camera&Artで、Kanoko.A PHOTO EXHIBITION 「ISOCHROM」が開催される。

 

「ISOCHROM」は、地質学では「年代を知る時間の印」という意味を持つ。この言葉に対し、私は「同じ時代に地球上に暮らす人間同士という偶然はどんな意味を持つのか？」という問いに対する答えのようなものを感じ取った。フィルムも地層も果てしない記憶を永遠に閉じ込めてくれる。写真は過去の見知らぬ誰かに起きた出来事と地続きの時間の印であり、自分の人生に大きな影響を与え得るもので、未来の人々にも届く時代を繋ぐisochromなのだ。
 
PHOTO EXHIBITION「ISOCHROM」では、2005年ベルリンから始まり2010年にかけてKanoko.Aが欧州各地で拾い集めた「時間の印」を展示する。
 
会場では、「ISOCHROM」シリーズとしてVol.1〜Vol.4のZine4冊も同時に発表する。各々のタイトルに隠された意味も探りながら、味わいの違う4冊の中から個性的な「ISOCHROM」を発見して欲しい。

 

• ■プロフィール
  Kanoko.A
  Kanokoは主に写真、絵画、イラストレーション、Mixed Mediaの分野で活動する東京在住のアーティストである。大学で経営学を学んだ後、イタリア古典絵画修復の技術を学ぶ。神話からロックまで様々な文化を現代の日常を生きる人々に置き換えて描く。英国文化、フランス映画、ポーランド映画、特に英国滞在時に傾倒したUKミュージックシーンから受けた影響が大きく 、シニカルでメランコリックな作風を特徴とする。隠された暗示的表現も得意とし、どこか灰色な空気感で人々の危うい愛の関係性を表現する。写真表現においては、日常の平行線世界で同時に存在する愛しいものたちを彼女の目を通して写し出している。 

 

• ■展覧会情報
  Kanoko.A PHOTO EXHIBITION「ISOCHROM」
  会期：2024年2月8日（木）～2月25日（日）
  時間：木、金、土12:00〜19:00、日12:00〜17:00
  休廊日：月曜日〜水曜日
  会場：MONO GRAPHY Camera&Art 
  住所：103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町17-5-2F

 

【関連リンク】
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※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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