加藤 秀「Òran Na Gaoithe ~風の歌~」©Shu Kato
ソニーイメージングギャラリーにて、スコットランドの西方諸島・ヘブリディーズ諸島の作品群で構成する加藤秀 作品展「Òran Na Gaoithe ~風の歌~」が開催される。“Òran Na Gaoithe”(オーラン・ナ・グゥイィー)はこの地域の言語(スコットランドゲール語)で“風の歌”を意味する。
- 大西洋に面するヘブリディーズ諸島は特に風の強い地域です。あまり人が訪れることのない冬の寒い季節に、私は僻地の島々を巡りました。荒寥とした大地に吹き荒ぶ風の中、数千年前から手付かずで残る古代遺跡を巡り、逞しく生きる動物たちに出会い、そしてこの厳しい島に住まう人々の生き様と彼らとの温かな交流に深く心を打たれました。
スコットランドは遠く離れた国ですが、幾度も訪れるうちに生まれ故郷でもないこの地に望郷の淋しさや懐かしさを感じることをとても不思議に思っていました。人々の心を育むものは一体何なのだろう。もし郷愁の思いに故郷があるとすれば、それはどこにあるのだろうか。その答えの一端を、心の故郷を探し求めた旅の作品群です。
本展の開催に際し、併せて写真集『Òran Na Gaoithe 風の歌』も刊行。
■展覧会情報
加藤 秀 作品展「Òran Na Gaoithe ~風の歌~」
会期:2024年1月5日(金)~1月18日(木)
時間:11:00~19:00
休廊日:なし(銀座プレイス休館日を除く)
会場:ソニーイメージングギャラリー
住所:104-0061 東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階
■プロフィール
加藤 秀(かとう・しゅう)
写真家。東京学芸大学 博物館学専修卒業。英国国立スターリング大学 ELP修了。英国王立写真協会会員。
風景とその土地に生きる人々の暮らしと文化、そして生命をテーマにスコットランドや、ウクライナ、沖縄など国内外問わず作品を撮る旅する写真家。写真のほか執筆やWEB・グラフィックデザインなどを幅広く行う。スコッチウイスキーを愛し、スコットランドの蒸留所にはこれまで110箇所以上訪れている。
個展
「ST KILDA」FUJIFILM Imaging gallery 東京(2022年)
「ST KILDA」FUJIFILM Imaging gallery 大阪(2022年)
「SHETLAND IN THE LIGHT」Kiyoyuki Kuwabara AG(2019年)
写真集
『ST KILDA』(ISBN 978-49910894-1-1)
『SHETLAND IN THE LIGHT』(ISBN 978-4-9910894-0-4)
【関連リンク】
https://www.sony.co.jp/united/imaging/gallery/detail/240105/
出展者 | 加藤 秀 |
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会期 | 2024年1月5日(金)~1月18日(木) |
会場名 | ソニーイメージングギャラリー銀座 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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