ライカカメラジャパンは12月8日、写真機材や作品を専門に扱うオークション「第43回 Leitz Photographica Auction」の結果について発表した。
オークションハウスのライツ・フォトグラフィカ・オークションは20年以上前から、歴史的に価値があるヴィンテージカメラやカメラ 関連アクセサリー、写真作品を専門に扱うことで世界的に知られるオークション「Leitz Photographica Auction」を開催している。
去る11月24日と25日、43回目となる「Leitz Photographica Auction」をウィーンのホテル・ブリストルにて開催した。
今回も世界中から数多くの著名なコレクターが参加し、大盛況のうちに幕を閉じた。
今回のオークションの結果で最も特筆すべきは、2台の希少なブラックペイントの「ライカMP」がそれぞれ144万ユーロと132万ユーロで落札されたことだ。
これら2台の「ライカMP」 はハリウッドの名優ユル・ブリンナーが所有していたもの。ブリンナーは1950年代から60年代にかけて、これらのカメラで写真を撮影している。
また、インド出身の写真家ダヤニタ・シンの写真作品(8点1組)と「Leica M10-P 'Ghost Edition' prototype」も今回のオークションの大きなハイライトだ。「Leica M10-P 'Ghost Edition' for Hodinkee」はライツ・フォトグラフィカ・オークション とライカカメラUSAとのコラボレーションのもと今回のオークションの一環として開催したチャリティー企画「Truth in Focus」に出品されたアイテムのうちの1点。
「Truth in Focus」の落札金額は合計4万550米ドル(約3万7,000ユーロ)で、その全額がアメリカのNPO「ジャーナリスト保護委員会(CPJ)」に寄付される。
PCT Membersは、Photo & Culture, Tokyoのウェブ会員制度です。
ご登録いただくと、最新の記事更新情報・ニュースをメールマガジンでお届け、また会員限定の読者プレゼントなども実施します。
今後はさらにサービスの拡充をはかり、より魅力的でお得な内容をご提供していく予定です。