横浜のBankART Stationで「食と現代美術 Part 9ー食とアートと人と街」が開催される。
「食と現代美術」は、19年前のBankART 創設当初より展開している展覧会のシリーズで、今回9回目を迎える。これまでも、施設内で食をテーマとした作品を展示するほか、周辺店舗にアーティストの作品を展示したり、アーティストや有識者、周辺店舗のオーナーによるワークショップやトーク、飲食やアートの入り混じったマーケットの運営、街歩きと融合したフルコースの企画、BankART Café & Pubを舞台にした特別メニューシリーズなど、さまざまな形で展開してきた。
この「食と現代美術」の目的は、美術の中にあらわれる、または美術の視線を通して、食文化の中に潜む、プライベート性、地域性、共有性、暴力性、批評性、時代性、空間性などを解きほぐしていくことにある。「食」というものが日常であっても、「現代美術」は非日常である人々も多くある中、食という普遍的なテーマを美術の視線から逆照射することで、食文化のもつ深さと広がりを浮き彫りにし、またそのことが同時に美術作品の中に潜む普遍的なテーマを表出させていく。
今回は、横浜ポートサイド地区でおこなわれる「食とアートと人と街」(主催:ヨコハマポートサイド街づくり協議会/運営協力:BankART1929)と会期をあわせて、展示やソフトプログラムを展開する中で、BankART Stationを、食を巡るゆるやかな空間へと転換していく。
■参加作家
磯崎道佳、大田黒衣美、カブ(深沢アート研究所 緑化研究室)、下寺孝典(TAIYA)、谷本真理、ちぇんしげ、平田 守、婦木加奈子、丸山純子、三田村光土里、武藤 勇+(君塚史高+加藤良将+札本彩子)、村田 真、森田浩彰、矢内原充志、ヤング荘、茶室プロジェクト[花升木工社寺建築(茶室)+藤井健司(軸)+丸山純子(花)]他
■展示情報
「食と現代美術 Part 9ー食とアートと人と街」
会期:2023年11月2日(木)~12月2日(土)
時間:11:00〜19:00
休廊日:会期中無休
会場:BankART Station
住所:220-0012横浜市西区みなとみらい5-1 みなとみらい線「新高島駅」改札上 地下1F
【関連リンク】
https://www.bankart1929.com/eatandart9/index.html
出展者 | 「食と現代美術 Part 9ー食とアートと人と街」 |
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会期 | 2023年11月2日(木)~12月2日(土) |
会場名 | BankART Station |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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