五嶋英門「すじがねと縁日」 ©Hidekado Goto
東京目白のTALION GALLERYで五嶋英門「すじがねと縁日」が開催される。
19世紀末における日本の近代化過程での科学と信仰の衝突、混交、そしてイデオロギーの形成は、世界でも稀な様相を呈した。一方でそのような文化の暴力的な交わりは、人類史の様々な時間と場所に普遍する事柄でもある。
本展「すじがねと縁日」は、それら過去の痕跡がいまだ私たちに影響を与え続けていることや、超越的なものへの様々な思いが現在なぜこのようにあるのかについての、いくつかの断想として提示される。
五嶋英門は90年代後半よりビートメイカーとして活動を始め、映像や音楽、ドローイング、インスタレーションなど様々なメディアで制作を行っている。本展では、彼の出身地である茨城を起点に、歴史的な出来事、家族の事、ある2人の女性に起きた事、それらへの無知と偏見と偶然を区別せずに、まさに混交することによって展示を構成する。それは歴史や失われたもの、また今を生きる人との向き合い方のひとつの可能性を示すものとなるだろう。
- ■展覧会情報
五嶋英門「すじがねと縁日」
会期:2023年10月14日(土)~11月12日(日)
時間:11:00〜19:00
休廊日:月曜日、火曜日
会場:TALION GALLERY
住所:〒171-0031 東京都豊島区目白2丁目2-1 B1
【関連リンク】
https://taliongallery.com/jp/press/88STE.pdf
出展者 | 五嶋英門 |
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会期 | 2023年10月14日(土)~11月12日(日) |
会場名 | TALION GALLERY |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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