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猪俣良文写真展「études Ⅰ~Ⅳ」がギャラリー冬青で開催

2022/03/21

古典印画法 (c) Yoshifumi Inomata All Rights Reserved

 

デジタル全盛の昨今、写真の世界もKodakの撤退をはじめとしてフィルムや印画紙の製造が減少して、ほんの数年前にはいずれフィルムも印画紙もなくなるのでは、という話も聞かれました。しかし近年小さいフィルムメーカーや印画紙メーカーが増え始め、銀塩はもちろんプラチナプリントなどの古典印画法によるアウトプットを選択する写真家も増えてきました。
私がプラチナプリントで作品を作り始めたのは30年ほど前の事で、まだPGIがオルタナティブプロセスの材料を販売するボステック&サリバンの代理店になる前でした。その後プラチナプリント以外の古典印画法にも興味を持ち、湿板、カリタイプ、鶏卵紙、サイアノタイプ、バンダイク等を模索してきました。
昨年、冬青の高橋社長から様々な技法のプリントで写真展をしてみないか、とお誘いを受け、古典印画法の魅力を知っていただく良い機会かと思い今回の展示になりました。
作品のアウトプットの選択肢として参考になれば幸いです。(ギャラリーHPより)


猪俣良文写真展「études Ⅰ~Ⅳ」
会期 2022年4月1日(金)~30日(土)
会場 冬青社 
住所 164-0011 東京都中野区中央5-18-20
電話 03-3380-7123
 
【写真家プロフィール】

猪俣良文(いのまた・よしふみ)
東京都出身、日本大学芸術学部卒
在学中より電通写真部アシスタント・個人アシスタントを経てフリー。
細江英公ワークショップ、ジャックウェルポット・ジュディードーターワークショップ参加。
2012年、2014年、Mark Osterman WetPlateワークショップ参加。
2013年よりアマナサルトにてオルタナティブ・プリント制作担当。
2016年10月よりアトリエ・シャテーニュにてオルタナティブプロセス・ワークショップを担当。
 
【関連リンク】
http://www.tosei-sha.jp/TOSEI-NEW-HP/html/EXHIBITIONS/j_2204_inomata.html

展覧会概要

出展者 猪俣良文
会期 2022年4月1日(金)~4月30日(土)
会場名 ギャラリー冬青

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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