東京ビエンナーレとは、“東京”のまちを舞台に“2年に1度”開催する国際芸術祭。世界中から幅広いジャンルの作家やクリエイターが東京のまちに集結し、まちに深く入り込み、地域住民の方々と一緒に作り上げていく芸術祭だ。
- ■東京ビエンナーレ2023テーマ
リンケージ つながりをつくる
東京ビエンナーレ2023「リンケージ つながりをつくる」は、私たちと私たちのまわりの「リンケージ(つながり)」をとらえることをテーマとします。場所、時間、人、微生物、植物、できごと、モノ、情報——私たちは、あらゆる存在が複雑に関係しながら、刻々と変容していく世界に生きています。なかでも、ここ東京は、非常に緻密な関係性によって織り上げられた社会だと言えるでしょう。
東京の歴史、文化、地域と、またそれを支えている人たちと、新しくつながるには? 新しいつながりをつくるには? つながりを強くしたり、深めたりするには? 現在のアートの社会的役割の一つは、社会環境に対して自由な視点で関係性を持てることにあるかもしれません。東京ビエンナーレ2023は、そんなアートのつながり力をもとに、参加者、来場者がそれぞれの「リンケージ(つながり)」を見いだし、さらに新しいつながりが生まれ、広がっていく場となることを目指します。
■総合ディレクターからのメッセージ
東京の地場に発する国際芸術祭・東京ビエンナーレ2023「リンケージ つながりをつくる」の開幕を前にした今、市民とつくりあげていくこの芸術祭がどのようなものになるのか、皆様と一緒に目にすることを待ち望んでいます。
今回の東京ビエンナーレは「リンケージ つながりをつくる」をテーマに準備を重ねてまいりました。このたび体験していただくプロジェクトの多くは、東京という場に息づいているつながりを今あらためてとらえること、そしてそこから新しいつながりをつくりあげることを目指して、東京のさまざまな場所から立ち現れたものです。ユニークかつ多彩な文化の地層を持つ都市・東京に、アートという自由な視点がどのような多様な「つながり」を見いだしたのか、夏会期・秋会期を通じてじっくりとご覧いただければと願っています。そして、東京ビエンナーレ2023が、皆様一人ひとり、ご自身にとって大切な「つながり」を見いだすことができる場となることを期待します。
総合ディレクター 中村政人・西原 珉
■開催概要
名称:東京の地場に発する国際芸術祭 東京ビエンナーレ2023
テーマ:リンケージ つながりをつくる
会期:秋会期 2023年9月23日(土)〜11月5日(日)(成果展示)
※上記の活動を経て生まれた作品の展示や、イベント、パフォーマンスなどを体験できる時期
会場:東京都心北東エリア(千代田区、中央区、文京区、台東区の4区にまたがるエリア)、歴史的建築物、公共空間、学校、店舗屋上、遊休化した建物等(屋内外問わず)(2023年6月15日時点)
主催:⼀般社団法⼈東京ビエンナーレ
■展示(一部)
鈴木理策:Mirror Portrait 一隅を照らす
会場:東叡山 寛永寺
住所:東京都台東区上野桜木1-14-11
会期:2023年9月30日〜11月5日
時間:11:00〜17:00 会期中無休
入場料:寛永寺会場共通チケット
一般:1,500円 学生:900円
高校生以下無料
CET2023|池田晶紀 写真作品展示
会場:東日本橋・馬喰町エリア (調整中)
会期:2023年10月23日〜 11月5日
※開場時間は調整中。
入場料:無料
東京のための処方|黑田菜月:動物園の避難訓練
会場:東日本橋・馬喰町エリア
エトワール海渡リビング館
東京都千代田区東神田1-15-15
会期:2023年9月23日〜11月5日
時間:11:00〜18:00 会期中無休
料金:エトワール海渡リビング館共通チケット
一般2,500円、学生:1,500円
高校生以下無料
【関連リンク】
https://tokyobiennale.jp/?lang=ja
出展者 | 東京ビエンナーレ2023 |
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会期 | 2023年9月23日(土)〜11月5日(日) |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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