山梨県のFUJIHIMUROで、Kazutomo Suzuki, Hana Yamashita ふたり展「なまえのないこと」が開催される。
- ■写真とインスタレーション 場の芸術
私たち生命が存在以前に共有しているだろう大切な「何か」は、それを言葉によって識別しようとした次の瞬間には消えてなくなってしまう。日々を生き、ようやく見つけてはまた遠く消えていってしまう。そんなことを繰り返しながらもほんの少しだけ近づいた「それ」を写真とインスタレーションという媒体で映し出す現代アート展。
■一遍の物語と共に贈る アート展
フランス地中海のすぐそばの小さな村。海辺から坂を幾分かのぼった先にあるエズ(Èze)村に暮らした私たちの一遍の物語を片手に、展示は進む。私たちのフランスでの暮らしを投影した場で、物語と目の前の作品たちを行き来するはざまで、あなたと私たちの取るに足らない日々は重なり合う。その先で私たちはまた、それぞれの暮らしへ目を向けていく。
■プロフィール
about us - 言葉「以前」の存在へ
三重県四日市市を拠点に活動。言語によって識別される以前に存在する、私たち生命が存在以前に共有しているだろう「何か」の在処を日々の暮らしの中にある瞬間に見出し、それぞれインスタレーション・写真という媒体で表現する。今回は欧州へ渡航し、1カ月の生活を経て制作を行った。暮らしとそこで起こる全てをあるがまま作品に投影し、作家と観者双方にとって実践的で体験的な試みとしての展示を行う。
kazutomo suzuki
1996年生まれ。三重県出身、筑波大学中退。2017年に旅するエンターテイメント集団LES WORLDを設立し、翌年法人化。現在まで世界中の孤児院やスラムをまわり500名の子どもたち、700名を超えるキャスト達とミュージカルや映画作品を制作してきた。2021年より限定的な公共空間でのインスタレーション作品の制作を開始。
hana yamashita
2000年生まれ。熊本県出身。大阪大学法学部国際公共政策学科。2020年より写真家を志し、独学で写真を学び作品制作を開始。翌年大学を休学。アドレスホッパーとして日本中を旅し「旅と日常と孤独」をテーマに地域密着型のドキュメンタリーを制作。2022年よりヨーロッパや東南アジアへ出向き、現地で普段と同じように生活しながら、暮らしの中で制作するスタイルを築く。
■展示情報
Kazutomo Suzuki, Hana Yamashita ふたり展「なまえのないこと」
会期:2023年8月5日(土)~8月13日(日)
時間:9:00〜17:00
休廊日:火曜日〜木曜日
会場:FUJIHIMURO
住所:〒403-0009 山梨県富士吉田市富士見1-1-5
【関連リンク】
https://us-2023.jp
出展者 | Kazutomo Suzuki, Hana Yamashita |
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会期 | 2023年8月5日(土)~8月13日(日) |
会場名 | FUJIHIMURO |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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