『Camerahollics』Vol.9(ホビージャパン刊)が刊行された。巻頭特集は「白黒つけましょう。」と題して、ライカM11モノクロームとペンタックスK-3Ⅲモノクロームを比較。両者の機材データ、撮影した実例写真をまじえながら、モノクローム専用機の魅力を紹介している。意外(?)にもデジタルのモノクローム機は好評らしい。
Feature1「弘法、筆を選ぶ。プロフェッショナルの機材論」ではハービー・山口、大門奈美、小澤太一、松田忠雄、渡部さとるといった写真家たちが使用しているカメラを紹介している。実際に使用している機種を紹介し、そのカメラでもって撮影された作品を見ながら、彼らの撮影哲学に触れる。
Feature2「新・大口径時代」では最新の大口径レンズを徹底比較。野村誠一、赤城耕一らが実際に使用して、各レンズの描写力について語っている。
Feature3「CCD浪漫」では、一部で根強い支持をもつCCDセンサー搭載のデジタルM型ライカを特集。CCD機のライカの使い手である舞山秀一、中藤毅彦、澤村徹らトップクラスの写真家たちがこのカメラの魅力を実例写真とともに述べている。
他最近発売されたレンズのレビュー、PCTでもおなじみの小説家柊サナカ、コムロミホらの連載などもある。今号も充実した内容となっている。
- 『Camerahollics』Vol.9
- 発行:2023年6月16日
判型:A4
定価:3,300円(税込)
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