CADAN有楽町にて、今井壽恵「オフェリアその後」が開催される。
1950年代にデビューした今井壽恵は、「オフェリアその後」に代表される文学的な世界を構築し、前衛的なイメージで注目を集めた。
交通事故で失明の危険に晒されたことで、馬を被写体にした作品制作に移行し、次第に初期作品は知る人ぞ知るという状況になっていた。
今回は、昨年4月にThe Third Gallery Ayaで開催した展覧会の巡回展で、1956年の初個展「白昼夢」から1964年に始まった「エナジー」まで、今井の初期代表作を紹介する。
The Third Gallery Ayaは近年、日本の女性写真家の先駆のひとりである山沢栄子や、今井とも同時代でフォトコラージュ作品で知られる岡上淑子を紹介してきた。歴史の中に埋もれてしまいがちな女性写真家の作品の再評価に尽力している。
- ■展示情報
展示名:今井壽恵 「オフェリアその後」
会期:2023年6月7日(木)〜25 日(日)
時間: 11:00〜19:00(土日は17:00まで)
休廊:月曜日
会場:CADAN有楽町(東京都千代田区有楽町1-10-1有楽町ビル1F)
協力:赤々舎
企画:The Third Gallery Aya
■トークイベント
登壇者:戸田昌子(写真史家、『Hisae Imai』監修)
日時:2023年6月17日(土)16:00〜17:30
会場:CADAN有楽町
申込先:06-6445-3557
【プロフィール】
今井壽恵(いまい・としえ)
経歴
1931 7月19日東京生まれ
1952 文化学院美術科卒業
1962 タクシー乗車中の衝突事故により、一命はとりとめたものの、数ヶ月視力を失う
2009 2月17日逝去
受賞
1959 日本写真批評家協会新人賞
1960 カメラ芸術・芸術賞
1969 GREAT PRINT MAKERS OF TODAY賞
1971 Society of Publication Designers 1971 Annual Award Show Silver Award
1978 日本写真協会年度賞
2010 2009年度JRA賞馬事文化賞功労賞
主な個展
2022 「オフェリアその後」The Third Gallery Aya、大阪
1977 「Le monde enchanteur des chevaux(馬の世界を詩う)」ブリュッセル、ベルギー;パリ、フランスへ巡回
1975 「馬の世界を詩う」高島屋大阪店、大阪
1971 「馬に旅して」新宿ニコンサロン、東京
1963 「今井壽惠写真展」富士フォトサロン、東京
1961 「モデルと北風」月光ギャラリー、東京
1960 「日本写真批評家協会受賞記念展 オフェリアその後」小西六フォトギャラリー、東京
1959 「夏の記憶」富士フォトサロン、東京
「ロバと王様とわたし」月光ギャラリー、東京
1957 「心象的風景」富士フォトサロン、東京
1956 「白昼夢」松島ギャラリー、東京
【関連リンク】
https://thethirdgalleryaya.com/exhibitions/ophelia_cadan/
出展者 | 今井壽恵 |
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会期 | 2023年6月7日(木)〜25 日(日) |
会場名 | CADAN有楽町 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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