時代を象徴する広告や映像作品を数多く手掛け、コマーシャル、映画、アートなど幅広い分野で活躍する、写真家の瀧本幹也。
映画の撮影も手がけ、是枝裕和監督の『そして父になる』(2013年)、『海街 diary』(2015年)の映画撮影も手掛け、『そして父になる』は第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞を受賞など、大きな話題となった。2018年以後は、Paris PhotoやUnseen Amsterdamなどの国際アートフェアに出展し、作品はメトロポリタン美術館、東京都写真美術館に収蔵されるなど、国内外で高い注目を集めている。
瀧本幹也の初のエッセイ・HOW TO本として刊行された、新刊『瀧本幹也 写真前夜』(⽞光社刊)は、迷い、悩み、写真を撮ることで答えを導き出してきた瀧本幹也の、“あの写真”に光があたるまでの道のり、80本をこえるアサイメントワークや作品とその撮影現場の裏側や、撮影装置・ラフスケッチなどを紹介しながら、写真への向き合い方をあきらかにする1冊だ。写真、そしてモノづくりやクリエイティブに真摯に向き合う全ての人にとって、様々な気付きや刺激に満ちた、勇気を与えてくれる。
本書の刊行を記念して実施するトークイベントでは、瀧本幹也と10代から活躍する写真家・石田真澄をゲストに迎え、2人の写真に対する思いやこれまでの写真との歩み方、そしてこれからについても話を伺う。トーク終了後には、瀧本幹也によるサイン会も実施する。
※サイン会のサイン入の対象本は『瀧本幹也 写真前夜』となる。
銀座 蔦屋書店WEBサイトにて申し込み受付中。
申込み&詳細ページ:
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/32365-1707290313.html
- ■トークイベント詳細
『瀧本幹也 写真前夜』刊行記念トークイベント・サイン会- 瀧本幹也(写真家)×石田真澄(写真家)
日時:2023年4月9日(日)
会場:銀座 蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE/オンライン(Zoom配信)- 所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
時間:14:00~16:00
※サイン会は15時30分~45分頃の開始を予定
主催:銀座 蔦屋書店
問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp
※会場参加分完売、現在オンライン参加券のみ申込み受付中
■書籍詳細
『瀧本幹也 写真前夜』
出版社:玄光社
発売日:2023年3月30日(木)
価格:2,750円(税込)
仕様:21x14.8x1.6cm・224ページ
【登壇者プロフィール】
瀧本幹也(たきもと・みきや)
1974年愛知県生まれ。広告写真をはじめ数多くの作品を国内外で発表、映像では映画やCFなどの撮影を担当し幅広く活動を続ける。代表作に、ドイツの造形学校バウハウスを構成的にとらえた『BAUHAUS DESSAU ∴ MIKIYA TAKIMOTO』(PIE、2005)、世界7大陸を巡り観光地の非日常性に集まる人々を撮影した『SIGHTSEEING』(リトルモア、2007)、『LOUIS VUITTON FOREST』(LOUIS VUITTON・幻冬舎、2011)、地球の原風景「LAND」と文明の象徴としての宇宙開発「SPACE」の相対するシリーズをまとめた『LAND SPACE』(青幻舎、2013)のほか、『Le Corbusier』(2017)、『CROSSOVER』(青幻舎、2018)など。最近の主な展覧会に「CHAOS」 (Galerie Clémentine de la Féronnière、パリ、2018) 、「CROSSOVER」(ラフォーレミュージアム原宿、東京、2018)、「CHAOS 2020」(妙満寺、京都市、2020)、「PRIÈRE」(大阪市中央公会堂、大阪、2021)があり、「隈研吾展」(東京国立近代美術館、東京、2021)、「Pictet Japan Award」(東京都写真美術館、東京、2022)にて作品を発表している。2018年以後は、Paris PhotoやUnseen Amsterdamなどの国際アートフェアに出展。作品はメトロポリタン美術館、東京都写真美術館などに収蔵されている。映画の撮影も手がけ、是枝裕和監督『そして父になる』(2013)で、第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞を受賞。同じく是枝監督作品『海街 diary』(2015)で第39回日本アカデミー賞および最優秀撮影賞を、『三度目の殺人』(2017)では第74回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門を受賞。東京ADC賞、ニューヨークADC賞 GOLD、カンヌライオンズ GOLD、ニューヨーク CLIO AWARDS GOLD、ロンドン D&AD YELLOW PENCIL、ACC グランプリ、ACC 撮影賞、朝日広告賞グランプリ、日経広告賞グランプリなど、国内外での受賞歴多数。
石田真澄(いしだ・ますみ)
1998年生まれ。2017年5月自身初の個展「GINGER ALE」を開催。2018年2月、初作品集「light years -光年-」をTISSUE PAPERSより刊行。2019年8月、2冊目の作品集「everything will flow」、2021年3冊目の作品集「eho」を同社より刊行。雑誌や広告などで活動。大塚製薬「カロリーメイト」の2018年夏季キャンペーン『部活メイト』、Softbank の2019年広告「しばられるな」シリーズ『卒業編』、大塚製薬ポカリスエットの「ポカリ甲子園」など。2022年には、夏帆写真集『おとととい』、八木莉可子写真集『Pitter-Patter』を刊行。
【関連リンク】
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/32365-1707290313.html?_ga=2.2086001.1392203828.1679662939-1034593912.1677219992
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