東京新宿のニコンサロンで高重乃輔写真展「最後の旅」が開催される。
鹿児島の離島で暮らしていた祖父母が、叔母の住む福岡に引っ越すことになった。祖父は九十四歳。祖母は八十八歳。二人だけで島で暮らすのは難しくなってきていた。頭で考えれば理解できる。でも二人は根っからの島の人。祖父は戦前から、満州生まれの祖母は戦後から、数十年間島で暮らしてきた。そんな二人がどうして人生の最期になって都市に移り住まなければいけないのか。落ち着いて考えると、分からなくなった。素朴な疑問を出発点に、家族と暮らしの風景を撮って考えた二年間の記録。モノクロ写真54点。会場にて同名の写真集の販売も行います。
■見どころ・伝えたいこと
自然との共生、お年寄りの人権、生と死、家族、介護、といった要素を含む作品です。作家が見た身内の晩年を通して、人が生きるとは本来どういうことなのかを考え、語り合うきっかけになればと思っています。
■展示概要
高重乃輔写真展「最後の旅」
会期:2023年2月28日(火)〜3月13日(月)
時間:10:30〜18:30(最終日は15:00まで)
休館日:日曜日
会場:ニコンプラザ東京 ニコンサロン
所在地:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階ニコンプラザ東京内
■関連イベント
タイトル 「写真、死と希望」
ゲスト:加川京氏(写真家)、浜崎加織氏(東京都写真美術館学芸員)
日時:2023年3月10日(金)15:00〜16:00
会場:ニコンサロン(ニコンプラザ東京内)
定員:20名(椅子席、先着順)
参加費:無料
【関連リンク】
https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/thegallery/events/2023/20230228_ns.html
出展者 | 高重乃輔 |
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会期 | 2023年2月28日(火)〜3月13日(月) |
会場名 | ニコンプラザ東京 ニコンサロン/THE GALLERY |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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