西野壮平 × GOTO AKI 写真展「写真家はどこから来てどこへ向かうのかー世界を歩き、地球を変換する写真」が開催

from the series “terra” Takahama Beach 2018 © GOTO AKI

 

10月12日（火）から西野壮平 × GOTO AKI 写真展「写真家はどこから来てどこへ向かうのかー世界を歩き、地球を変換する写真」が、GALLERY FOREST（東京綜合写真専門学校）で開催される。

写真家が真に写真家らしく、いま世に問うべき作品とは?　写真装置という媒体の軸をぶらすことなく、現在へとアップデートする表現行為とは?　現代写真の前線はコンテンポラリーアートと交わる場所で方向性を模索しているが、ストレートフォトグラフィーと現代写真が豊かに交わっているとは言い難い現状にある。

本展では、写真表現の提示を写真リテラシーの過去から未来へ継承するものと捉え、ストレートフォトグラフィーの蓄積と現代写真の前線を拮抗させ、写真が問うべきものを展示において浮かび上がらせることを目的としている。

写真の歴史を継承しながら、今日的なヴィジュアル表現としての強度を示している西野壮平、GOTO AKIの各氏を招聘し、写真表現の前線を提示する。
 

from the series “terra” Kokonoe Naruko River Canyon 2018 © GOTO AKI

 

water mirror © Sohei Nishino

 

“IL PO” 2018 © Sohei Nishino

写真家プロフィール
西野壮平（にしの・そうへい）
1982年兵庫県生まれ。2004年大阪芸術大学写真学科卒業。活動の拠点を静岡に移し制作活動を行っている。近年の主な展示に、2012年 OUT OF FOCUS: PHOTOGRAPHY （Saatchiギャラリー, ロンドン）、2013年A Different Kind of Order （The ICP トリエンナーレ, ニューヨーク）、2015年 NEW DIORAMAS （マイケルホッペンギャラリー, ロンドン）など。2016年秋にサンフランシスコ近代美術館にて個展を開催。
 
GOTO AKI
1972年川崎市生まれ。東京綜合写真専門学校写真芸術第二学科・上智大学経済学部経営学科卒業。1993～94年の世界一周の旅から今日まで 56カ国を巡る。丸紅勤務後、写真家の道へ。現在、日本の風景をモチーフに地球原初の姿を捉える創作を続ける。 作品『terra』（写真集 赤々舎 2019・写真展 キヤノンギャラリーS 2019）にて、2020年日本写真協会賞新人賞受賞。武蔵野美術大学造形構想学部映像学科・日本大学芸術学部写真学科非常勤講師。

 

「写真家はどこから来てどこへ向かうのかー世界を歩き、地球を変換する写真」
会期　2021 年10月12日～11月20日
会場　ギャラリーフォレスト　東京綜合写真専門学校4F

 

【関連リンク】

https://shooting-mag.jp/news-report/9761/

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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