Yumiko Chiba Associatesは新宿を離れ、2022年11月3日より六本木に移転し、新たなギャラリースペースを六本木ヒルズ内にオープンした。
11月3日(木・祝)から鷹野隆大・山城知佳子 二人展「距離の洞窟」を開催(12月17日(土)まで)。それにあわせてトークイベントを11月26日(土)に開催する。
登壇者は鷹野隆大、成田悠輔となる。
※当初予定をしていた山城知佳子、岡村恵子(東京都現代美術館 学芸員)の参加は、事情により延期となりました。
【トークイベント】
六本木アルスクーリア「トークイベント Vol.1」
登壇者:鷹野隆大、成田悠輔
日時:2022年11月26日(土)15:00-19:30(受付開始 14:45-)
会場:ハリウッドビューティープラザ 4F (東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ)
定員:80名 ※事前登録予約制
参加費:無料
【お申し込み方法】
下記の予約サイトより申し込み。 ※定員(80名)になり次第、受付を終了。
https://www.hollywood-jp-online.com/view/item/000000001071
【六本木アルスクーリアについて】
ギャラリースペースのオープンと並行して、芸術的/批評的な議論の活動拠点となる「六本木アルスクーリア(Roppongi ArsCuria)」[*]を六本木ヒルズから始動します。
Yumiko Chiba Associatesでは、これまでも2011年より「批評をアーカイヴする」というコンセプトのもと編纂された研究冊子『クリティカル・アーカイヴ』をはじめとする、一連の出版物の刊行を継続するなど、芸術をめぐる知的かつ批評的な議論の普及に努めてきました。
この活動は、2011年に高松次郎についての批評を4人の若手評論家、批評家に依頼したことから始まり、その活動含めて「クリティカル・アーカイヴ」と、若い批評家たちによって名付けられました。
クリティカル・アーカイヴVOL.1は、高松次郎という作家を批評するにとどまらず、高松を取り囲んでいた時代観と思考をも浮き彫りにし、また若い批評家たちの批評精神によって同時代性を高松次郎という作家にもたらしました。
批評するということは、一人の作家や作品に留まらず、時代や歴史や世界に向き合い、今何が起きているのか、かつて何が起きていたのか、現在から過去を行き来しながら、事物の善悪や優劣、是非などについて考え,評価することでもあり、それは私たちの思考を促すと同時に、生きていくための知力と精神力を育ててくれるものでもあります。 現在、文化力が国力であることは、海外においては明白な認識となっており、今後、日本が他国と比肩するグローバルな競争力を持ち、大きな信頼と尊敬を得ていくために、そうした力を個人個人が身につけていくことは、国の発展にも大きく貢献することと考えます。
そうしたことから、このたびこれまでギャラリー活動とは別に行ってきた活動を広め、その意義を深めていくために、ハリウッドビューティグループのご協力を得て、六本木アルスクーリアをギャラリーのあるハリウッドビューティプラザ内のスペースを活用し始動することになりました。本活動では、批評家や研究者、キュレーターらによる連続講座やシンポジウム、アーティストによるトークイベントなどを開催するほか、芸術・美術分野以外の専門家や研究者の方々を招き、幅広い問題を議論するプログラムを実施する予定です。
目指すのは、さまざまな分野の事象や問題について活発に論議し、世代や人種を問わず多くの人が訪れ、交流し、同時に将来を担う子どもたちの教育の場となるような場です。そこから、混迷する現在の状況を打破するための多くのヒント、ネットワークが生まれることを願っています。
Yumiko Chiba Associates
〒106-0032 東京都港区六本木6-4-1
六本木ヒルズ ハリウッドビューティープラザ 3F
Tel 03-6276-6731 Fax 03-6276-6738
www.ycassociates.co.jp
出展者 | 鷹野隆大・山城知佳子 |
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会期 | 2022年11月3日(木)〜12月17日(土) |
会場名 | Yumiko Chiba Associates |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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