
©小城崇史
ソニーイメージングギャラリー銀座にて、小城崇史「TOKYO, Multi Layered City Vol.3 (Downtown)」が開催される。
小城 崇史
- ■ステートメント
歴史、文化、気候など、様々なレイヤーの積み重ねによって構成される東京には、そこに住む人だけでなく、近県から都心部に毎日大量の人が流入することで、賑わいや彩りを醸成している。しかしながら、道路交通量と異なり「誰がどこから来ているのか」の統計数値は存在しないため、その実態を捉えることは困難だ。では毎日のように繰り広げられる街の喧騒は、いったいどこから生まれ、可視化されるのだろうか。そんなことを考えていたある日、鉄道会社が駅ごとの乗降客数統計を発表していることを知り、その数値をつぶさに検証すると、自分の肌感覚とかなりの確率で一致することを知った。そして、それを確かめるために行ったことのない街を訪れることで、東京の持つ多様性を改めて認識することになった。- 今回の展示は、鉄道各社が発表する乗降客数統計を拠り所として、東京の「今」を描くことにした。数え切れないほどの人が砂粒のように流れていく様を捉えることで、変わり続ける東京の一片を感じていただけたら幸いだ。
12月13日(土)には映像ディレクター・昆虫研究家の伊藤弥寿彦氏をゲストに招いてのギャラリートークも開催される。ジャンルの違う二人だが、同い年であること、また大多数の人が見過ごしてしまうであろう事象に強く反応する点は共通しているそう。スポーツ撮影を生業とする作者がこのテーマに至った理由や、伊藤氏の目から見た作品に対する着眼点などもトークする。
- ■展示概要
- 小城崇史「TOKYO, Multi Layered City Vol.3 (Downtown)」
- 会期:2025年12月5日(金)〜12月18日(木)
- 時間:11:00〜19:00
- 会場:ソニーイメージングギャラリー銀座
■ギャラリートーク
開催日時:2025年12月13日 (土) 19:10〜20:00
ゲスト:伊藤弥寿彦(映像ディレクター・昆虫研究家)
開催場所:ソニーイメージングギャラリー 銀座(銀座プレイス6階)
定員:20名(先着受付順)
予約申込:https://sonyimaginggallery20251213kojo.peatix.com/
■プロフィール
小城崇史(こじょう・たかふみ)
1962年東京生まれ。写真家。1996年より国内外のスポーツシーンを撮影し続ける一方、2021年開催の東京オリンピック・パラリンピックでは組織委員会フォトマネージャーとして活動。現在もスポーツの現場に立ち続ける一方で、作家活動においてはスポーツ・古典芸能・Cityscapeをテーマとした個展を開催。
公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員
一般社団法人日本スポーツプレス協会(AJPS)理事
一般社団法人日本写真著作権協会(JPCA)理事
カメラグランプリ特別選考委員(2024、2025)
| 出展者 | 小城崇史 |
|---|---|
| 会期 | 2025年12月5日(金)〜12月18日(木) |
| 会場名 | ソニーイメージングギャラリー銀座 |
| 会場の住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階 |
| URL | https://www.sony.co.jp/united/imaging/gallery/detail/251205/ |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。


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