ツバメとアマツバメは他人のそら似?
- ■ステートメント
- ツバメとヒメアマツバメって同じ鳥じゃないの?
初めて聞く人はびっくりします。
姿形は似ていても実は違う種の生き物なのです。
筋肉の種類が違います。骨格も違います。- 空中で餌を捕るということから似た姿に進化した収斂進化だということです。アマツバメの親しい仲間は実はハチドリなんです。
似ているのは空中で餌を捕る空中生活者ということだけです。
でもその度合いが違います。
アマツバメの仲間はツバメのように電線に止まることや地面に降り立つこともありません。巣にいる時以外はずっと飛び続け飛びながら眠ることも出来る、まさに空中生活者です。
ヨーロッパアマツバメはなんと10ヶ月も飛び続けたという記録もあります。鳥の仲間でもアマツバメは特殊な種類なのです。- さて前回の展示では駿河台のヒメアマツバメを紹介しました。
今回は身近な隣人ツバメをメインにしてヒメアマツバメとの違いなどを紹介いたします。
ツバメだって超人的(超鳥的)なアマツバメに負けてはいません。- ツバメの仲間はとても身近な場所で子育てをして人と仲良しになりたい鳥。
アマツバメの仲間は人と距離を置いて生活をしたい鳥。
そんな違いを写真を通して感じて頂けたらと思います。
銀塩プリント、カラー、計40点で構成。
- ■展示概要
- 佐藤信敏写真展「ツバメのヒミツ 意外と知らないツバメとヒメアマツバメの関係」
- 会期:2025年10月6日(月)〜11月20日(木)
- 時間:12:00〜18:00
- 休館:土曜、日曜、祝日
- ※10月17日(金)と23日(木)は貸切のため閲覧不可
- 会場:ECOM駿河台 2階
- 入場無料
■ギャラリートークイベント
Zoomウェビナーによるライブ配信と会場参加(人数限定)のハイブリッド開催
日時:2025年10月17日(金)18:00〜19:30
参加費:無料
定員:最大450人(オンライン)+10人(会場参加)
講師:佐藤信敏(写真家)
司会:髙野丈(文一総合出版)
共催:三井住友海上火災保険株式会社・株式会社文一総合出版
申し込み:https://taninsorani.peatix.com/
※トークはチケットを取得したアカウントでログイン後、イベント視聴ページからイベントを視聴できる。
※会場参加(人数限定)を希望の方は会場参加チケットを入手。当日配信を行う「ECOM駿河台」が会場となる。
※購入後、配信開始1週間前と24時間前に配信されるリマインドメールに記載されているリンクからもイベントに参加できる。携帯電話の受信設定をしている場合は、「@peatix.com」からのメールが受信できるよう設定。
※オンライントーク後、見逃し配信を行う。見逃し配信のURLは、peatixのメールシステムを利用してお知らせ。
■プロフィール
佐藤信敏(さとう・のぶとし)
1957年神奈川県川崎市生まれ。1981年日本大学芸術学部写真学科卒業、凸版印刷株式会社写真部入社。1989年よりフリーランスになり、広告写真撮影のかたわらツバメの写真を撮り始める。2006年「NHKダーウィンが来た!ツバメ編」で飛翔映像を撮影。著書に『とことんツバメ、アマツバメ』(文一総合出版)、『くらべてみよう!どうぶつの赤ちゃん(25)ツバメ』、共著書に『つばめのくるまち』(チャイルド本社)、『たんぼの生き物ツバメ』(農文協出版)がある。『野鳥』(日本野鳥の会)、『BIRDER』(文一総合出版)などの野鳥専門誌のほか、『銀座のツバメ』(学芸未来社)などの書籍に写真を提供している。
EPSON International Pano Awards /360°panorama部門
2014 SilverAward/ 2015 GoldAward/2016 SilverAward
出展者 | 佐藤信敏 |
---|---|
会期 | 2025年10月6日(月)~11月20日(木) |
会場名 | ECOM駿河台 |
会場の住所 | 〒101-8011 東京都千代田区神田駿河台3-11-1 |
URL | https://www.facebook.com/ecomsurugadai/# |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
PCT Membersは、Photo & Culture, Tokyoのウェブ会員制度です。
ご登録いただくと、最新の記事更新情報・ニュースをメールマガジンでお届け、また会員限定の読者プレゼントなども実施します。
今後はさらにサービスの拡充をはかり、より魅力的でお得な内容をご提供していく予定です。