ソニーイメージングギャラリー銀座にて、金子直道、シノブ・キイ、升谷絵里香 映像作品展「この揺りかごを -If I could-」が開催される。
- 近年は毎年のように「今年の夏は今までにない暑さですね」という言葉を交わすようになりました。そして大雨の激しさが極端になる等、様々な形で私たちの生活にも変わりゆく気候の影響を感じるようになっています。
本来は南の海に棲む魚が関東の海でも見られるようになったり、さらに南の海ではサンゴの白化現象が広がったりする等、生き物たちの暮らしにも気候の変化による影響が現れています。
これらは日本だけで見られるのではなく、世界のあちこちの海や山や森でたくさんの生き物が環境の変化によって種の危機に直面している、棲むところを変えなければならなくなっている、と言われています。
また、日本では札幌のような大都市にもヒグマが現れたと報じられ、様々な地方でイノシシやシカの姿が場所によっては人里でしばしば見られるようになる等、人と生き物との関係性にもお互いの生活が影響を及ぼし合うようなニュースも目にします。
大規模な森林伐採や宅地開発、工場や高速道路の建設等、人が生き物の暮らす場所を壊してしまう事が今も世界のどこかで絶えず行われています。
人や生き物はこれからもこの地球で生き続けていくことができるのでしょうか。
わたしたち人は生き物と互いに影響を及ぼし合い過ぎないようなやり方を見つけ生み出し、この地球で共存し続けていくことができるのでしょうか。
身近なところで起きていること。
そして、今見えていないことを想像すること。
もしわたしが何かできるなら。
■展示概要
金子 直道/シノブ・キイ/升谷 絵里香
映像作品展「この揺りかごを -If I could-」
会期:2025年2月7日(金)~2月20日(木)
休館日:2月18日(火)
時間:11:00〜19:00
会場:ソニーイメージングギャラリー銀座
■作者/映像作品タイトル
金子 直道
『三月の雪』『風から生まれた』
シノブ・キイ
『The First 54 days (of pigeon’s life)』『始まりで終わりの場所』
升谷 絵里香
『アシミレイト / ASSIMILATET』『キラウシカムイ / KIRAUSHIKAMUY』『アルゴリズムによる記述を超える:野性の実践 / EXCEEDING ALGORITHMIC DESCRIPTION: THE PRACTICE OF THE WILD』
出展者 | 金子直道、シノブ・キイ、升谷絵里香 |
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会期 | 2025年2月7日(金)~2月20日(木)) |
会場名 | ソニーイメージングギャラリー銀座 |
会場の住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階 |
URL | https://www.sony.co.jp/united/imaging/gallery/detail/250207/ |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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