©︎石井飛鳥
神保町画廊にて、石井飛鳥写真集『世界の終わりのお愉しみ』出版記念写真展が開催される。
文明の終わりなのではないかと思われるこの時代に、ヒトがヒトとして自由に笑う姿を事実として記録するならば、それは何かしらへの希望と抵抗になるのではないか。終末の世界で、女優達を、写真家、詩人、劇作家の石井飛鳥が撮影した写真集が刊行!
https://ishiiasuka.hatenablog.com/entry/2024/08/26/124716
- 石井飛鳥写真集『世界の終わりのお愉しみ』
いま、世界の終わるところを本当に見ている気がする。
恐るべき疫病、戦争、自然災害、金融市場や資本主義の狂騒と混乱と、限界。
なにを信じたら良いのだろう。
写真は過去しか撮れない。写ったものは全て過去なのだ。
そうだとすれば、終末の日に、革命も転覆も暴動も起きて、その中で、どこふく風よと自由を謳歌する。そんな人々を撮影できたならば、それは私たちは文明が終わる刻にも笑って強く生きたという記録になるのではないか。
世界の秩序なんて、ほとんどの人には関係なくて、それより毎日の目の前のことに夢中なのだから。
■収録モデル
紅日毬子/天宮来来来/楓怪髏子/瑳里/紫泉/周川藤子/左右田歌鈴/耐江/只埜なつみ/畑中文華/福山理子/Mari/ゆき/吉田ちえり
■出展作品
デジタル銀塩プリント(A3 16枚、A2 12枚、A2パネル 2枚、ほか多数)
制作期間:3年
- ■東京展
- 会期:2024年9月6日(金)~9月15日(日)
- 時間:13:00~19:00
- 会場:神保町画廊
東京都千代田区神田神保町1-41-7安野ビル1階- 会期中無休・入場無料
https://jinbochogarou.com/?p=1870
【東京展・特別出版記念イベント】
・9月6日(金)19:00〜(入場500円・予約不要)- 詩劇 + トーク「美学と詩について」ゲスト:只埜なつみ(女優)、大本幸大(美術家)
- ・9月7日(土)19:00〜(入場500円・予約不要)
- 詩劇 + トーク「写真とは何かについて」ゲスト:楓怪髏子(女優)、田中流(写真家)
- ・9月8日(日)19:00〜(入場500円・予約不要)
- 詩劇 + トーク「現実と幻想について」ゲスト:天宮来来来(女優)、立花奈央子(写真家)
- ・9月14日(土)19:00〜(入場500円・予約不要)
- 詩劇「世界の終わりのお愉しみ」ゲスト:楓怪髏子、天宮来来来、只埜なつみ、福山理子(以上、女優)
- ■京都展
- 会期:2024年9月21日(土)~9月29日(日)
- 時間:13:00~20:00(入場無料)
- 休廊:月曜日
- 会場:ライト商會 三条店
- 京都府京都市中京区寺町三条下ル一筋目東入ル
- https://x.com/WrightShokai
【京都展・特別出版記念イベント】
9月21日(土)16:30〜(入場500円・予約不要)- 詩劇 + トーク「フェチズムについて」
ゲスト:楓怪髏子(女優)、只埜なつみ(女優)、MOIRA(写真家)
■写真集
石井飛鳥写真集「世界の終わりのお愉しみ」
発行:アトリエサード
発売:書苑新社
発売日:9月11日(9月6日からの神保町画廊の個展で先行発売)
仕様:B5判・80頁
ISBN978-4-88375-532-5
価格:3,000円(税別)
https://athird.cart.fc2.com/ca2/416/p-r2-s/
【プロフィール】
石井飛鳥(いしい・あすか)
脚本家、演出家、写真家。虚飾集団廻天百眼主宰
この世とあの世の境界の見える瞬間に興味を持ち、血がいっぱい出る舞台をつくったり、文明の滅んだ世界で野生化する人類の写真を撮っている。舞台版『少女椿』脚本・演出、映画『東京残酷警察』特典スピンオフ監督、日本広告写真家協会APAアワード選出、ほか。
・写真家として
Carpe diem🍺 Memento mori💕
その瞬間を愉しめ”という言葉の下、神性と情念の滲む刹那の記録を。
この文明の終わりに、野生化した人類たちと撮影していきます。
日本広告写真家協会主催 APAアワード選出、PhotoVogue掲載、ほか。
主な写真展
『APAアワード展』東京都写真美術館
『異形のヴンダーカンマー』渋谷Bunkamuraギャラリー
『Carpe diem🍺 Memento mori💕』RED CUBE GALLERY(個展)
『私たちは消された展2024』神保町ギャラリーCORSO
『午睡の曲芸の様子』Gallery Zaroff
『異形とdekadence Varianty a dekadence』宇都宮ギャラリー悠日
Galerie Impressions スイス グループ展
ほか
・脚本家、演出家として
この世とあの世の境界劇を演じる、虚飾集団廻天百眼の主宰。
廻天百眼旗揚げからの全作品の脚本、演出を担当。代表作に、丸尾末広原作の舞台版『少女椿』、寺山修司原作の『奴婢訓』の再演、江戸川乱歩作品を融合した『悦楽乱歩遊戯』、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を原案にした『不思議の国のアリス・オブザデッド』、ヨシジマシウ原案の『万物教会』、オリジナル作品の『冥婚ゲシュタルト』など。
外部作品では映画『東京残酷警察』のスピンオフシリーズの脚本・監督、宝生流能楽公演『葵の上』ナビゲーション台本、赤坂BLITZでのkαinワンマンライブのスポット演出、Rakuten Fashion Week TOKYOのブランド演出、SNSを使った参加型ホラーゲーム「イキサキサガシ」の脚本協力等、ほか多数。
出展者 | 石井飛鳥 |
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会期 | 2024年9月6日(金)~9月15日(日) |
会場名 | 神保町画廊 |
会場の住所 | 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-41-7安野ビル1階 |
URL | https://jinbochogarou.com/?p=1870 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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