著名人のポートレートをはじめ、アート、ファッション、広告写真など幅広い分野で活躍する世界的写真家のアンディ・チャオが、日本人として初めて海外雑誌『PLAYBOY』の表紙を飾り、ジェンダーフリーブランド「Bushy PARK」を創業するなど、常に時代に先駆けた挑戦を続ける渡辺万美をモデルに起用した写真展「SIREN(セイレーン)」を渋谷区代官山町のアートギャラリー「DRELLA」で開催する。
ラサール芸術大学の美術学修士を保有するアンディ・チャオは、これまで芸術写真の領域において様々なテーマに意欲的に取り組んでおり、今回の写真展では「否認、苛立ち、葛藤、不安を経たのちに受容へと到る、実存的変容において重要な各局面」をテーマに、代官山の二ヶ所の会場を使用した回遊型の写真展にすることで、自我の変容の過程を物語として表現する試みを行っている。
写真展タイトルのセイレーンとは、ギリシア神話に登場する海の怪物で、その美貌と美しい歌声で無数の船乗りを魅惑し、岩場や浅瀬に引き込み船を難破させる。今回の写真展では、セイレーンを「きらびやかさ」の象徴とした物語において、渡辺万美は官能的で快楽的なきらびやかなライフスタイルを維持し続けることは困難だと悟り、純朴であった自らの原点への回帰を求める自己実現の物語の主役を演じている。そして、主人公は、自らを取り巻く世界の美しさに気づき、本当の自分を曝け出し、行動と信念を一致させることで、心の平安を見出していく。
2022年に行われた本作の撮影で、渡辺万美は海辺でのヌード撮影にも体当たりで挑んでいる。撮影終了後、アンディ・チャオは渡辺万美と共に議論を重ねながら、作品のメッセージを深めて行き、2年間の構想期間を経て、今回、回遊型写真展「SIREN」として待望の公開となる。写真展では、写真プリント付きの限定版写真集『SIREN』の販売も予定されている。
■開催概要
ND CHOW Photo Exhibition featuring Bambi Watanabe
「SIREN」
期間 : 2024年6月15日(土)~6月23日(日)
第一会場 : DRELLA Art Gallery(ドレラ・アートギャラリー)
時間 : 12:00~19:00
住所 : 東京都渋谷区代官山町15-10 Grove 代官山1F
https://www.instagram.com/drella.art/
第二会場 : DRELLA Art Bar(ドレラ・アートバー)
時間 : 12:00~23:00 ※イベント期間中、バーの通常営業は18:00〜
住所 : 東京都渋谷区代官山町10-1 Habicera 代官山2F
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000110648.html
出展者 | Photographer ND CHOW |
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会期 | 2024年6月15日(土)~6月23日(日) |
会場名 | DRELLA Art Gallery |
会場の住所 | 〒150-0034 東京都渋谷区代官山町15-10 Grove 代官山1F |
URL | https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000110648.html |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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