2022年、東京トーテムポールフォトギャラリーで開催された展示に新たな作品を追加し、名古屋C7C galleryにて開催されます。当日はフォトzine『憂鬱のシンデレラ』も販売いたします。
また展覧会をより深く楽しんでもらうため、小林 美香さんをゲストに「オープニングトークイベント」を開催いたします。
鑑賞者全員で作品を観ながら感じたこと、ジェンダーや異性装、社会や生活上での違和感など普段思うことや疑問についてそれぞれが話すことで様々な見え方や感じ方を知る場になるようなイベントです。
是非この機会にご参加下さいませ。
- 『憂鬱のシンデレラ』
2024年3月30日(土)〜2024年4月14日(日)
13:00〜18:00
休廊日:火、木曜日
作家在廊予定日:土曜日、日曜日
限られた時間にだけ女性になる彼女達。メイクや服が魔法のように憧れの姿に変え、鏡に写った自分に高揚する。しかし次第に美への欲求が増していき、羨望や不安、コンプレックスが生まれてくる。フラストレーションは募り、時には男性でいる事も男性に戻る事も嫌になる。
変身はいつだって完璧ではないし永遠でもない。
現実と理想の間を彷徨う彼女達の表情には何か言葉にできない感情が潜んでいる。きっとそれが人間たらしめるもので、抱えながら生きているからこそ私には魅力的に映るのだと思う。
坂東 正沙子
オープニングアーティストトーク
ゲスト:小林美香
3月30日(土)
20:30 – 22:00
参加費:1,500yen(ドリンク付き)
予約ページ→https://c7c.base.ec/items/82334706
プロフィール
坂東 正沙子
Instagram:@henteko_masako
HP:http://masakobando.com
1986年大阪生まれ。
岡山大学環境理工学部中退。独学で写真を学ぶ。
2019年~2023年1月までgallery176に所属。2022年、第57回神奈川県美術展にて美術奨学会記念賞受賞。主な展示に2019年「月讀」(gallery 176)、2020年「Accelerator」(スタジオ35分)、2022年「成」(ニコンサロン)、2022年「憂鬱のシンデレラ」(TOTEM POLE PHOTO GALLERY)、2023年「Tokyo Documentary Photo 2023」(都内4ヶ所)など。現在は地元の大阪ー奈良間を流れる一級河川、大和川のドキュメント作品を中心に制作中。
小林 美香
Instagram:@mika__kobayashi
HP:https://zez.am/mikakobayashi
1973年生まれ。
大阪大学文学部卒業、京都工芸繊維大学大学院修了(博士)。
国内外の各種学校/機関で写真やジェンダー表象に関するレクチャー、ワークショップ、研修講座、展覧会を企画、雑誌やウェブメディアに寄稿するなど執筆や翻訳に取り組む。
東京造形大学、九州大学非常勤講師。『現代思想2021年11月号』(青土社)「特集=ルッキズムを考える」や雑誌『IWAKAN』に寄稿。著書に『写真を〈読む〉視点』(単著 青弓社、2005)、『〈妊婦アート〉論:孕む身体を奪取する』(共著 青弓社、2018)。
出展者 | 坂東正沙子 |
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会期 | 2024年3月30日(土)〜4月14日(日) |
会場名 | C7C gallery and shop |
会場の住所 | 〒4640858 愛知県名古屋市千種区千種2-13-21 2F |
URL | https://c7c.jp/melancholy-cinderella/ |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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