HOW MANY DAYS?

展覧会DM

展覧会タイトル：『HOW MANY DAYS?』

出展作家名：宇壽山貴久子（うすやま・きくこ）

【展示概要】
2024年2月14日（水）から3月4日（月）までtwililight（トワイライライト）にて写真家・宇壽山貴久子による新作展『HOW MANY DAYS?』を開催する。本展覧会は、2023年7月に刊行された私家版作品集『HOW MANY DAYS?』から選んだ写真とテキスト、制作途上の『15歳と20歳のポートレート（仮）』などで構成される。会場では作品を販売するほか、ライブやトークイベントなども予定している。

期日：2024年2月14日（水）- 3月4日（月）
場所：twililight（トワイライライト）
住所：世田谷区太子堂4-28-10 鈴木ビル3F&屋上
アクセス：東急田園都市線・世田谷線三軒茶屋駅三茶パティオ口より徒歩3分
時間：12:00 - 21:00
休業日：2月20日（火）、21日（水）、22日（木）、27日（火）
展覧会ホームページ https://ignitiongallery.tumblr.com/post/738557299153633280/
入場料：無料（イベントを除く）

【イベント】
『北里彰久ライブ＆作者によるギャラリートーク』
期日：2月16日（金）
開場：19:00 開演：19:30
定員18名
料金：2500円（+1ドリンクオーダー）

『トークイベント：岡本仁 ＋ 宇壽山貴久子』
期日：2月17日（土）
開場：19:00 開演：19:30
定員20名
料金：2000円（+1ドリンクオーダー）

イベント予約方法：mail@twililight.com
件名を「2月16日イベント予約」もしくは「2月17日イベント予約」とし、お名前（ふりがな）、ご予約人数、ご連絡先を明記の上メールをお送りください。

【作品解説】
本展覧会は、写真家・宇壽山貴久子が2023年7月に刊行した作品集『HOW MANY DAYS?』から選んだ写真と、制作途上の『15歳と20歳のポートレート（仮）』などで構成する。
2020年4月に最初の緊急事態宣言が発令された数日後、作者は近所でたけのこを買った。茹でる前に突然撮影しようと思い立ち、白い紙に並べ、窓からの光で撮った。その時「いつまで続くのだろう？」という言葉が頭をよぎり、“How many days?”を仮タイトルにしてとにかく撮り始めることにした。3年後、空（くう）に何かを描くように撮った写真と、日記のようなテキスト、コロナに罹患した友人数名へのインタビュー、途中で始めた15歳と16歳のポートレートなどで一冊の本を作る。いつか読み返す時までそっと土に埋めておくノートを残すように。仮の題名はそのままにした。
2022年春、作者は自分と最も縁のない十代半ばの人々にいちばん好きな服を着てもらい好きな場所で撮る試みを開始した。5年後にも再び同じ人を、その時点で好きな服、好きな場所で撮る約束をして。『ワンピースのおんな』（草思社 2021年）はお気に入りの一着を身に着けた50歳以上の女性をモデルとした作品だ。この手法を部分的に継承しつつ、まったく異なるものになるだろうと語る。
独り言だった“How many days?”に、“until you grow up”という一節が加わり続いていくことになった。月日が流れる間、知らないところで被写体にいろいろなことが起こるかもしれないし、起こらないのかもしれない。その5年後を見ること。そして、5年後に5年前の写真を見ること。ふたつの視点によってもたらされるものはあるだろうか。

【作家プロフィール】
宇壽山貴久子（うすやま・きくこ）
ニューヨーク州立ファッション工科大学を卒業後、1999年にニューヨークで写真家として活動を開始、現在東京在住。ポートレート撮影を中心に、様々なテーマで作品を発表している。2002年『犬道場』で写真新世紀奨励賞。代表作は『暮しの手帖』長期連載を書籍化した『ワンピースのおんな』（2021 草思社）。
その他に『SAME TIME NEXT YEAR』（2019）など。
ウェブサイト https://usuyama.com

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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