2006年から2022年の16年間、何度にも何度にも分けて東海道を歩きました。まずは、自分の夢を追いかけるために、東京から静岡までの道のりを一人で歩きました。そこからは、妻と一緒に、静岡から京都まで歩きました。私の写真は、雄大や自然、幸せや面白さを表現するのではなく、歩いている途中で見た日常の一コマを切り取ったものです。
「旅立ち」の巻:私が一人で東京から静岡まで歩いた時の写真です。東海道の歴史や文化に触れながらというよりも、自分の挑戦や冒険に夢中であったように思います。次の目的地の到着を目的として、早起きをして先に進み、何か自然や人の生き様を感じたとき、その風景や街の姿を写真に収めました。「旅立ち」とは、自分の旅の始まりと目的を意味します。
「気づきと思い出」の巻:私が妻と静岡から名古屋まで歩いた時の写真です。この旅は、自分の挑戦や冒険だけに夢中であることが到達点ではありませんでした。時が進み、カメラに保存できる写真の容量も増え、また、少し気持ちに余裕も出てきたいのでしょうか、以前よりも興奮した気持ちを持ちながら見た光景を写真に収めました。「気づきと思い出」とは、自分の旅の形と立場の変化を意味します。
「門出」の巻:桑名から京都まで歩いた時の写真です。数年間、旅は途中で終わった状態でしたが、転職の機会を使い、妻と一緒に夢を叶えました。その日その日のゴールに向かい歩く道すがら、色々な物に興味や人や歴史への敬意を感じながら、道すがらの光景にカメラを向け撮影しました。「門出」とは、自分の至らなさを知り、先へと進むことを意味します。
歩くこと、それは、人生の気づきや成長を与えてくれる旅であると思います。時の流れを感じながら、先へと進む道のりを満喫して頂けたら幸いです。
[休館日]
月曜日(祝日の時は次の平日), 12/29-1/3
[時間]
9時~18時 (各巻初日:15時から、最終日:16時半まで)
* 第2巻(1月13日)は最終日も毎日18時まで
出展者 | 淺沼 一郎 |
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会期 | 「旅立ち」の巻:2023年12月23日(土)~2024年1月6日(土) 、「気づき、思い出」の巻:2024年1月8日(月)~1月13日(土)、「門出」の巻:2024年1月14日(日)~1月21日(日) |
会場名 | 石神井公園ふるさと文化館 2階ギャラリー |
会場の住所 | 〒1770041 東京都練馬区石神井町5-12-16 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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